二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』
<第1章 エピローグ>
フェイトとアルフは今、アースラの護送室にいる。今回の事件の重要参考人として、色々聞かれることになる。それまで隔離とされる。時空管理局としては、事件の処遇に対し、慎重に成らざるを得ないからだった。
フェイトはただ黙って座っていた。そんなフェイトに何も声を掛けられないアルフもまたその状態だった。
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それから数日。管理局から今回の事件の功績を称え、賞状がなのはとユーノ、それに今その場に居ない智哉に送られた。
フェイトの事についてなのはが心配している。事情があったとは言え、次元干渉犯罪の一旦を担っていたのは紛れも無い事実だった。本来ならば、懲役数百年は下らない。
しかし、今回のケースは極めて特殊だった。フェイト自らの意思で次元犯罪を加担していなかった事はアースラに居る全員が知っている。勿論、クロノよりも立場が上である和麻もそう言っているのだから間違い無い。でなければ、自ら管理局の人間を助けたりはしないだろう。
頭のお堅い連中にこの事を理解させるため、和麻がクロノの証言を代返する事が決まっている。何せ、他でもない今の和麻の地位を与えたのはその『頭のお堅い連中』なのだから。
それに、何も知らされず只ひたすら母親の願いを叶えるために一生懸命だったフェイトを罪に問う程、管理局は冷徹集団では無いとクロノが言う。
プレシアが目指していた都『アルハザード』。旧暦以前に全盛期に存在していた空間にあり、数々の秘術や禁術が眠る土地である。しかし、当の昔に次元断層に落ちて滅んだと伝えられてもいる。
あらゆる魔法がその究極の姿に辿り着き、その力を以ってすれば叶わぬ望みは無いとされている秘術。
時間と空間を遡り、過去さえ書き換える事が出来てしまう魔法。
失われた命を再び呼び戻す事が可能な魔法。
その二つを手に入れる為にプレシアは今回の事件を引き起こしたのだった。
フェイトの処遇は決まり次第連絡するとクロノ。和麻も見送りに来た。そして、なのはとユーノは一旦アースラを離れた。
和麻は今フェイトのいる、護送室に向かっていた。智哉から頼まれた『ある事』をありのままに伝えるために。
和麻は二人が居る牢の鍵を開け、フェイトに少し良いか?と尋ね、不思議そうな顔をするフェイトを連れ出した。
二人になって、改めてフェイトが、何でしょう?と和麻に聞くと、唐突に話し始める。
「これは、あいつが……神崎智哉が君に伝えてくれと言って来た言葉だ。」
何だろう?と言う顔をするフェイトに対し、和麻は『ある事』を話す。
『この言葉は何処か頭の片隅にで良いから留めて置いてくれると嬉しい。…フェイト、君はこれから起きるであろう沢山の出来事に対して何も心配することは無い。……オレがずっと君を見守っていくから!オレがずっと君の傍にいるから!………だから少し、ほんの少しの間で良い。笑顔で待っていて欲しい。こんなおれがけど、次にフェイトと再開した時は、君の笑顔が見たいから。』
智哉からのフェイトへの言葉。それは暗に君の事が好きだ、一緒に居て欲しいと言ってる。
「………この言葉を智哉さんが………私に?」
その問いに和麻はああ、と頷く。が、問い掛けられた声が震えているように聞こえた。
智哉が残した言葉を聴いたフェイトの目から、次第に涙が溢れて、遂には止まらず顔がくしゃくしゃになっていく。
何故、こんなにも胸が苦しいのだろう?
何故、頭の中は彼で一杯なのだろう?
何故、自分は泣いているのだろう?
何故、泣いている筈なのに嬉しいのだろう?
何故、何故………
フェイトの中で初めて智哉に対する『何か』が爆発した瞬間だった。そんなフェイトを目の前にし、和麻は只フェイトの泣きじゃくる姿を見ているしか出来なかった。智哉にフェイトを置いて行って良いのか?と言えなかった自分を責めながら。
・
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フェイトの処遇が決まった。本局に移動後、事情聴取と裁判が行われる。フェイトは和麻総部隊長のお陰でほぼ確実に無罪となるであろうとクロノがなのはに連絡した。そして、同時に向こうに行くまでの少しの時間、会う事が出来ることも。
なのはは、クロノの対応にとても感謝しつつ、支度の準備をして、家を出る。
クロノはフェイトとアルフを連れて、海鳴臨海公園にいた。
フェイトはずっと海を見つめていた。
彼女と戦った場所。本気でやり合った場所。
ジュエルシードを奪い合った場所。
そんな時、ふと横を振り向く。すると彼女、なのはが来た。
するとクロノが、
「…余り時間は無いけど、暫く話すと良い。僕達は向こうにいるから。」
と言って、二人にする。
互いに照れながら見つめ合い笑顔を見せ合う。
いざ話すとなると、何を話して良いか分からない。それはなのはも同じようで、
「話したい事沢山あったけど、フェイトちゃんの顔を見たら忘れちゃった……。」
苦笑いしながら話す。フェイトも言葉に詰まり、
「……そうだね、私も上手く言葉に出来ない。」
と話す。けれど話は続く。
「……でも、私は嬉しかった。真っ直ぐ私と向き合ってくれた事。とても感謝してるんだ。」
そんな事を言ってくれるフェイトに、なのは
「うん!私が友達になれたら良いな、って思ったからそうしたの!……でも、もうこれから出掛けちゃうんだよね?」
最後には寂しさを覗かせるなのは。フェイトはなのはの顔を少し見た後、海を見ながら、
「……そうだね。少し…長い旅になるね。」
と。なのははフェイトにまた会えるよね?問う。
少しその言葉に驚きながらも、フェイトは微笑み、そしてしっかりと頷いてみせる。更に、
「…少し悲しいけど、やっと本当の自分を創められるから。……それに、智哉さんにも言われたんだ。笑顔で待っててくれって。」
智哉さんに?となのはは言うと、フェイトはうん、と頷き話を続けた。
「……それからね?今日来て貰ったのは、君が言ってくれた言葉『友達になりたい』その答えを…返事をするためでもあるんだ。」
へ?となのは。フェイトは続ける。
「……私に出来るなら、……私で良いならって。……だけど、どうしたら良いのか何も分からなくて…。だから教えて欲しいんだ。どうしたら友達になれるのか。」
どうやったら友達になれるのかを真剣に考えているフェイト。なのはは言う、簡単だと。
なのはの簡単と言う言葉に驚くフェイトだった。そんなフェイトを諭すように、
「名前を呼んで?初めはそれだけで良いの。”貴方”とか”君”とかじゃなくて、ちゃんと相手の目を見て、ハッキリ相手の名前を呼べばそれで良いの!…じゃあ改めて。私は、高町なのは。なのはって呼んで?」
「……なの…は、…なのは、なのは。」
フェイトの戸惑い交じりで呼ぶ名前にうん、と頷き手を握るなのは。フェイトは今度はハッキリと、
「…有難う、なのは。」
一言。涙を堪えながらもうん、と只頷くなのは。
フェイトは握られた手の温かさを感じながら、
「なのはの手はとても温かいね。」
と優しく話し掛けると、遂になのはの目から涙が零れ落ちた。それをフェイトはさっきまで握られていた手の人差し指で掬う。
そして、泣いているなのはに、
「……少し分かった事があるんだ。友達が泣いていると、同じ様に自分も悲しいんだって。」
感極まって未だ泣きながらフェイトに抱き付いてきたなのはに、
「有難う。…今は離れてしまうけど、きっとまた会えるから。…その時は、また君の名前を、なのはの名前を呼んでも良い?」
うん、うん、とひたすら頷くなのは。フェイトも泣きながら続ける。
「会いたくなったらきっと名前を呼ぶ。……だからなのはも私を呼んで欲しい。なのはに困ったことがあったら、今度はきっと私がなのはを助けるから。」
そう言って、二人は抱き合いながら泣き合ったのだった。
しばらくして、クロノが時間だと言う。
なのはは自分の髪留めのリボンを取り、フェイトに渡す。思い出に出来る物がこんな物しかないけど、と。
じゃあ私も、とフェイトが自分の髪留めを外し、なのはと交換した。
「「きっとまた…!」」
と互いに一旦の別れを告げながら手を振りフェイトと……3人と別れた。
フェイトはアースラの個室で、アルフに鏡を持ってもらいながら、なのはと交換した髪留めをした。
アルフにどうかな?と目線を送ると、親指を立ててバッチリだよ、と言ってくれた。
髪留めをしてなのはを思い出す。手の平のバルディッシュを眺めながら。
そして、もう一人。現在虚数空間の何処かにいるであろうフェイトの心を占める存在(それが恋だということに気付くのはもう少し先のことだが)、智哉の身の安全を祈りながら。
――――第1章完結――――
第2章へ続く。
~後書き~
もう最後の方は殆ど本編の抜粋みたいなもんだったような気が……ww
もう一回本編見ながら書いてて自分で思いましたwああ~、こりゃ手抜(ry
ぶぁぁぁああああぁぁぁっっっっくしょん!!!!
う~ん、こんな凄まじいくしゃみもたまに出るもんだな、うんww
名も無き世界へようこそ。 ここには主に日常の日記、野球関連の事柄、アニメの感想を載せています。 また、最近二次創作SSも書き始めました。 良かったら読んでいってくださいw 読んだらコメント書いてくれるとメチャ嬉しいですw 宜しくお願いしますwm(_ _)m
2007年11月29日木曜日
<第6話 それぞれの想い>
二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』
<第6話 それぞれの想い>
「………私は取り戻すの…!こんなはずじゃなかった、世界の全てを!!」
そう言って、プレシアはアリシアに縋る。と、そこへ青い閃光が壁を打ち破る。……現れたのはクロノと和麻。
「世界は………何時だって!こんな筈じゃ無い事ばかりなんだ!!」
現実に目を向けようとしないプレシアに対し世界は、世の中はそんなに甘いものじゃないんだと。
「ずっと昔から!何時だって、誰だってそうなんだ!」
ボロボロになりながら、血を垂れ流しながらもプレシアに叫ぶクロノ。もう既に限界なのが判っていた和麻はクロノに、
「もう良い、クロノ。君は良くやった。後は私に全て任せろ。良いな?」
頭にポンと手を置いて、休むように促す。そこへフェイトとアルフが天井に開いている大穴から下りて来た。それに気付いて反応するプレシア。
「……『こんな筈ではない現実』から逃げるか、立ち向かうかは己の気持ち次第だ。……だが、自分の我が侭や身勝手な行動に、全くの無関係な他人を巻き込める権利など、この世に生きる人間である限りそんなものは存在しない!!!」
クロノの応急処置をしながら吼える和麻。その言葉にプレシアは何も言わず黙っていた。何かを言おうとしたのかは判らないが、突然口から血を吐くプレシア。その光景を目にしたフェイトは母親の体調がとても心配になって駆け寄ろうとする。が、
「………何をしに来たの?…消えなさい!もう貴方に用は無いわ。」
その言葉に足がピタリと止まるフェイト。そこで、
「貴方に言いたい事があって来ました。」と言う。
私はアリシア・テスタロッサではない、と。
確かに貴方が生み出した人形なのかも知れない、と。
だけど私は、フェイト・テスタロッサは紛れも無い貴方の娘だ、と。
真剣な眼差しで見つめて母親に語ったフェイト。そんなフェイトに対して、プレシアは狂ったように笑い出した。そして、
「だから何?今更、貴方を娘だと思えと?」と聞き返すと、フェイトは静かに、それでいてハッキリと聞こえる様に、心に響くように、
「…貴方が、母さんがそれを望むなら。それを望むなら私は、フェイト・テスタロッサは世界中の誰からも、どんな出来事からも貴方を、母さんを守る。」と答える。
その迷いのない瞳にプレシアは困惑し、動揺した。何処までも真っ直ぐに見つめ来る瞳には、何が起きても絶対に揺るがないと言う決意の表れだったのだから。そして、付け加える。
「…私が貴方の娘だからではありません。貴方が、私の母さんだからです!」
と強く答えて、母の下へ歩み寄り限界まで自分の右手を伸ばしたフェイト。そんなフェイトの想いに残酷にもプレシアは下らない、と一言でフェイトの想いを砕いた。そして青白い魔方陣を展開。
すると、突然庭園――アジト――全体が急激に揺れ始め、魔法で揺れを止めていたリンディも体を揺さ振られ、バランスを崩してしまい、持続出来なくなってしまった。それを逸早く気付いたエイミィが、
「艦長!庭園が崩れます、戻って下さい!この規模の崩壊であれば、次元断層は起こりませんから!クロノ君達も脱出して!崩壊までもう時間が無いの!」
と艦長と、内部にまだ居るフェイト達の帰還を要求。
庭園地下はエイミィの言った通り、地面が崩壊し始めていた。和麻はエイミィの帰還命令に、
「……止むを得まい。クロノ、先に帰還しろ。君の代わりに私が他の連中を連れて戻る。良いな?」
と言って手当てをしたとは言え、応急処置には変わりなく、怪我をしているクロノをまず帰等させた。そして、後ろに振り返り叫ぶ。
「君も帰等しろ、フェイト・テスタロッサ!……フェイト!!」
しかし、フェイトは和麻の声に振り向かず、母親の方を向いたまま。
プレシアは言う。
「……私は向かう、アルハザードへ!そして、全てを取り戻す!過去も未来も!たった一つの幸福も!!」
刹那、プレシアが立っていた地面が崩れ、アリシアのカプセルと共に底へと落ちて行った。それを止めようとしたフェイトをアルフが強引に引き止める。
「……一緒に行きましょう、アリシア。今度はもう…離れないように……」
そう最後に囁いて、文字通り底無しの空間へ落ちて行った………。フェイトは最後までその姿、最後まで見ることの無かった母親の最後を見続けていた。
地面から顔を覗かせ、何時までも底を見続けている二人に、天井から崩れて来た巨大な岩が襲い掛かる。アルフが気付くも、体勢が体勢だけに構えが遅れてしまい、突き刺さった。
その振動で、アルフとフェイトが隔てられてしまい、フェイトは衝撃で崩れた部分と一緒に底に落ちて行く。アルフがフェイトに叫ぶが、叫ぶだけで沈みが止まるのなら誰も苦労はしない。
そこへ、天井を破壊して、智哉となのはが下りて来た。
どういった状況なのかは智哉には良く判らなかったが、フェイトが飛翔魔法を使わずにそのまま崩れた部分と共に自由落下している事だけは確かで、
「フェイト!何をしてる!?早く掴まれ!!」
そう叫び、近くまで下りて来た。虚数空間の織り成す重力が半端では無い事は今現在智哉は身を以って感じながら。
フェイトは何時まで経っても差し出している手を掴みに来ようとはしない。智哉には、何かを悩んでいる様に見えた。それを見兼ねた智哉は、
「あ~!焦れったいお姫様だ!!」
と呆れて、凄まじい重力の事を頭から排除して、フェイトの下へ。そして、そのままお姫様抱っこの体勢から、フェイトの居た足場を魔力を溜めた足で思いっ切り踏み込み空中へ。
「……智哉さん?」今の自分が置かれている状況を把握出来ていないフェイトに、智哉は
「…馬鹿な事を考えるもんじゃないぞ、フェイト。君はまだ自分を創めてもいないんだからな。創めるんだろ?新たな自分を。」
そう言って、優しく頭を撫でながら言う。
フェイトにはその言葉が強く心に刻まれ、その優しい温もりが頭に染み付いたのだった。
彼に抱いて貰うと凄く恥ずかしいのに嬉しくなる。
彼の声を聞くと心が安らぐ。
彼に頭を撫でられると、何も考えられなくなる。
そんな想いを抱きながら。
庭園内で大爆発が起こり和麻は、
「……全く、お前は今まで何をしていたんだ?まあ良い、さっさと帰等するぞ。」
と智哉に言って、転送魔法を発動させようとした時、智哉は転移魔法の範囲外にいた。そして、さっき抱いていた筈のフェイトはなのはと共にいた。
「……おい、何の冗談だ?答えによっては只では済まさんぞ?」
和麻は智哉に向かって、本気で睨み付ける。
智哉は言う。
「……これから急用が出来てな。簡単に言えば、仕事だ。……虚数空間へな。」
その場に居た者は耳を疑った。今何と言ったのだろうか?と、誰もが顔を合わせている。無理も無いだろう。誰の聞き間違いでもないのだ。智哉は紛れも無く『虚数空間』へ行くと言ったのだから。
そんな呆気に取られている全員に伝える。
「心配するな。帰れる手段は無くも無い。んじゃ、オレはもう行くわ。今行かなきゃ次何時になるか分からんからな。」
と。更にフェイトに対し、付け加えて、
「…フェイト、君は一人じゃない。『仲間』がいるんだ。今、君の周りに。何かあったら仲間を頼ると良い。きっと力になってくれるから。……んじゃフェイト、『またな!』」
最後の別れの挨拶を済まして、下に下りて行く智哉。その間に和麻へ思念通話を通して、『ある事』を伝えた。
自分で伝えれば良いと言われるだろうと思いながら言ってみると予想通り返って来たので、苦笑しながらも伝えられる機会が無いかも知れないからだと言う。向こうもそれは予想していたようで、暫し無言の後に分かったと一言。
その後に付け加えて、必ず帰って来いと言って来た。
その言葉に返事は出来ないが、最大限の努力はするともりだ、と返して智哉は自ら空間へ突入した。
庭園は全て崩壊し、虚数空間へ吸い込まれた。同時に次元震も収まった。断層発生も無く終わった。
~後書き~
いや~、もう頭の中に第2章に早く入りたい!としか思ってなくて、エピローグ書くの忘れ(ry
ごぉほん!ごぉほん!
そんな事は決してありませんよ?w
忘れるわけ無いじゃないですか~w
嫌だな~ww
ちなみに、今回は文章が短いと自分でも思ってます。正直手抜(ry
げふん!ごふん!
決してそんな事ありません・・・・・・・・・多分ww
<第6話 それぞれの想い>
「………私は取り戻すの…!こんなはずじゃなかった、世界の全てを!!」
そう言って、プレシアはアリシアに縋る。と、そこへ青い閃光が壁を打ち破る。……現れたのはクロノと和麻。
「世界は………何時だって!こんな筈じゃ無い事ばかりなんだ!!」
現実に目を向けようとしないプレシアに対し世界は、世の中はそんなに甘いものじゃないんだと。
「ずっと昔から!何時だって、誰だってそうなんだ!」
ボロボロになりながら、血を垂れ流しながらもプレシアに叫ぶクロノ。もう既に限界なのが判っていた和麻はクロノに、
「もう良い、クロノ。君は良くやった。後は私に全て任せろ。良いな?」
頭にポンと手を置いて、休むように促す。そこへフェイトとアルフが天井に開いている大穴から下りて来た。それに気付いて反応するプレシア。
「……『こんな筈ではない現実』から逃げるか、立ち向かうかは己の気持ち次第だ。……だが、自分の我が侭や身勝手な行動に、全くの無関係な他人を巻き込める権利など、この世に生きる人間である限りそんなものは存在しない!!!」
クロノの応急処置をしながら吼える和麻。その言葉にプレシアは何も言わず黙っていた。何かを言おうとしたのかは判らないが、突然口から血を吐くプレシア。その光景を目にしたフェイトは母親の体調がとても心配になって駆け寄ろうとする。が、
「………何をしに来たの?…消えなさい!もう貴方に用は無いわ。」
その言葉に足がピタリと止まるフェイト。そこで、
「貴方に言いたい事があって来ました。」と言う。
私はアリシア・テスタロッサではない、と。
確かに貴方が生み出した人形なのかも知れない、と。
だけど私は、フェイト・テスタロッサは紛れも無い貴方の娘だ、と。
真剣な眼差しで見つめて母親に語ったフェイト。そんなフェイトに対して、プレシアは狂ったように笑い出した。そして、
「だから何?今更、貴方を娘だと思えと?」と聞き返すと、フェイトは静かに、それでいてハッキリと聞こえる様に、心に響くように、
「…貴方が、母さんがそれを望むなら。それを望むなら私は、フェイト・テスタロッサは世界中の誰からも、どんな出来事からも貴方を、母さんを守る。」と答える。
その迷いのない瞳にプレシアは困惑し、動揺した。何処までも真っ直ぐに見つめ来る瞳には、何が起きても絶対に揺るがないと言う決意の表れだったのだから。そして、付け加える。
「…私が貴方の娘だからではありません。貴方が、私の母さんだからです!」
と強く答えて、母の下へ歩み寄り限界まで自分の右手を伸ばしたフェイト。そんなフェイトの想いに残酷にもプレシアは下らない、と一言でフェイトの想いを砕いた。そして青白い魔方陣を展開。
すると、突然庭園――アジト――全体が急激に揺れ始め、魔法で揺れを止めていたリンディも体を揺さ振られ、バランスを崩してしまい、持続出来なくなってしまった。それを逸早く気付いたエイミィが、
「艦長!庭園が崩れます、戻って下さい!この規模の崩壊であれば、次元断層は起こりませんから!クロノ君達も脱出して!崩壊までもう時間が無いの!」
と艦長と、内部にまだ居るフェイト達の帰還を要求。
庭園地下はエイミィの言った通り、地面が崩壊し始めていた。和麻はエイミィの帰還命令に、
「……止むを得まい。クロノ、先に帰還しろ。君の代わりに私が他の連中を連れて戻る。良いな?」
と言って手当てをしたとは言え、応急処置には変わりなく、怪我をしているクロノをまず帰等させた。そして、後ろに振り返り叫ぶ。
「君も帰等しろ、フェイト・テスタロッサ!……フェイト!!」
しかし、フェイトは和麻の声に振り向かず、母親の方を向いたまま。
プレシアは言う。
「……私は向かう、アルハザードへ!そして、全てを取り戻す!過去も未来も!たった一つの幸福も!!」
刹那、プレシアが立っていた地面が崩れ、アリシアのカプセルと共に底へと落ちて行った。それを止めようとしたフェイトをアルフが強引に引き止める。
「……一緒に行きましょう、アリシア。今度はもう…離れないように……」
そう最後に囁いて、文字通り底無しの空間へ落ちて行った………。フェイトは最後までその姿、最後まで見ることの無かった母親の最後を見続けていた。
地面から顔を覗かせ、何時までも底を見続けている二人に、天井から崩れて来た巨大な岩が襲い掛かる。アルフが気付くも、体勢が体勢だけに構えが遅れてしまい、突き刺さった。
その振動で、アルフとフェイトが隔てられてしまい、フェイトは衝撃で崩れた部分と一緒に底に落ちて行く。アルフがフェイトに叫ぶが、叫ぶだけで沈みが止まるのなら誰も苦労はしない。
そこへ、天井を破壊して、智哉となのはが下りて来た。
どういった状況なのかは智哉には良く判らなかったが、フェイトが飛翔魔法を使わずにそのまま崩れた部分と共に自由落下している事だけは確かで、
「フェイト!何をしてる!?早く掴まれ!!」
そう叫び、近くまで下りて来た。虚数空間の織り成す重力が半端では無い事は今現在智哉は身を以って感じながら。
フェイトは何時まで経っても差し出している手を掴みに来ようとはしない。智哉には、何かを悩んでいる様に見えた。それを見兼ねた智哉は、
「あ~!焦れったいお姫様だ!!」
と呆れて、凄まじい重力の事を頭から排除して、フェイトの下へ。そして、そのままお姫様抱っこの体勢から、フェイトの居た足場を魔力を溜めた足で思いっ切り踏み込み空中へ。
「……智哉さん?」今の自分が置かれている状況を把握出来ていないフェイトに、智哉は
「…馬鹿な事を考えるもんじゃないぞ、フェイト。君はまだ自分を創めてもいないんだからな。創めるんだろ?新たな自分を。」
そう言って、優しく頭を撫でながら言う。
フェイトにはその言葉が強く心に刻まれ、その優しい温もりが頭に染み付いたのだった。
彼に抱いて貰うと凄く恥ずかしいのに嬉しくなる。
彼の声を聞くと心が安らぐ。
彼に頭を撫でられると、何も考えられなくなる。
そんな想いを抱きながら。
庭園内で大爆発が起こり和麻は、
「……全く、お前は今まで何をしていたんだ?まあ良い、さっさと帰等するぞ。」
と智哉に言って、転送魔法を発動させようとした時、智哉は転移魔法の範囲外にいた。そして、さっき抱いていた筈のフェイトはなのはと共にいた。
「……おい、何の冗談だ?答えによっては只では済まさんぞ?」
和麻は智哉に向かって、本気で睨み付ける。
智哉は言う。
「……これから急用が出来てな。簡単に言えば、仕事だ。……虚数空間へな。」
その場に居た者は耳を疑った。今何と言ったのだろうか?と、誰もが顔を合わせている。無理も無いだろう。誰の聞き間違いでもないのだ。智哉は紛れも無く『虚数空間』へ行くと言ったのだから。
そんな呆気に取られている全員に伝える。
「心配するな。帰れる手段は無くも無い。んじゃ、オレはもう行くわ。今行かなきゃ次何時になるか分からんからな。」
と。更にフェイトに対し、付け加えて、
「…フェイト、君は一人じゃない。『仲間』がいるんだ。今、君の周りに。何かあったら仲間を頼ると良い。きっと力になってくれるから。……んじゃフェイト、『またな!』」
最後の別れの挨拶を済まして、下に下りて行く智哉。その間に和麻へ思念通話を通して、『ある事』を伝えた。
自分で伝えれば良いと言われるだろうと思いながら言ってみると予想通り返って来たので、苦笑しながらも伝えられる機会が無いかも知れないからだと言う。向こうもそれは予想していたようで、暫し無言の後に分かったと一言。
その後に付け加えて、必ず帰って来いと言って来た。
その言葉に返事は出来ないが、最大限の努力はするともりだ、と返して智哉は自ら空間へ突入した。
庭園は全て崩壊し、虚数空間へ吸い込まれた。同時に次元震も収まった。断層発生も無く終わった。
~後書き~
いや~、もう頭の中に第2章に早く入りたい!としか思ってなくて、エピローグ書くの忘れ(ry
ごぉほん!ごぉほん!
そんな事は決してありませんよ?w
忘れるわけ無いじゃないですか~w
嫌だな~ww
ちなみに、今回は文章が短いと自分でも思ってます。正直手抜(ry
げふん!ごふん!
決してそんな事ありません・・・・・・・・・多分ww
2007年11月27日火曜日
<第5話 終わりと始まり>
二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』
<第5話 終わりと始まり>
「…さぁて、久々にやりますか!行くぜ、ラグナロク!!」
智哉の掛け声と共に、巨大な魔方陣が展開され、
「ラグナロク、ファーストリミッター解除。」
≪ファーストリミッター解除、承認しました。これより魔力レベルの数値を上昇させます。≫
ラグナロクより、発動の合図。すると、智哉の体内から今までとは次元の違う魔力反応がアースラでは計測されていた。
「現在、智哉さんの魔力値、SSランク!未だ上昇止まりません!!」
艦に待機している全員がただその溢れて止まる事の無い魔力に度肝を抜かれていた。
「……何て馬鹿魔力だ。……いや、もうここまで行くと、正直言葉に出来ないと言うか何と言うか……。」
魔力値の計測はまだ続いてる。そして、その数値は今まで目にした事も無い数値を示している、いや、示し続けている。ふと、智哉は思い出したように話す。
「……ああ~、忘れてた。魔力値を計測するのは止めた方が良い。メーターが振り切ったり、最大値を越えたりして測定器がぶっ壊れるぞ?今でもう既にSS+クラスを示してるだろうからな。」
その通りだった。メーターはもう直ぐ計測出来る限界値に達しそうだったのだ。
智哉は続ける。
「……これから、魔導ランクSS+をオーバーする。壊れるのを防ぐのなら今のうちだ。これが最終警告だからな。」
その言葉に、エイミィは戸惑い、リンディに意見を求める。
「……分かりました。止むを得ませんね。魔力値計測中断してください。」
そのように言うと、エイミィは計測を中止する。智哉は、
「まあ、計測するより自分で感じると良い。……いくぞ、ラグナロク。バスタード・モード、フルドライブ!!」
≪バスタード・モード開放承認。イグニッション!≫
その瞬間、智哉は眩い光に包み込まれ、辺り一面全てを包み込んだ。
光が収束していく。やがて消えると、そこには先程の漆黒の鎧に包み途轍もない魔力を放出していた智哉の姿は無かった。変わりに、全身鎧を極限まで削り取った灰色の鎧に包まれている智哉の姿があった。
そして、手に持っていたラグナロクも全く形が変わっていた。二股の刀身が左右に、かつ垂直に畳まれ、刀身だった部分からは、白色に輝く巨大な光の刃。それも智哉の身長の2倍は勇にある。
「さあ、ショーの始まりだ!!」
「一撃目、煉獄爆炎斬!」
「二撃目、神水衝迅!」
「三撃目、烈震天昇波!」
「四撃目、空波絶風撃!」
「五撃目、氷龍滅崩陣!」
「六撃目、壮雷神剣!」
「七撃目、シャドーブレイク!」
「ラストだ、ホーリーブレード!」
智哉は息継ぎせず、強固な結界に対して8連撃を放った。しかし、攻撃した部分は膜が薄くはなったがとても突破出来たものではない。それを見ていた和麻が智哉にやっぱり無理だったじゃないかと言おうとした時、智哉を中心に先程のリミッター解除時に広げたものよりも更に巨大な魔方陣が敷かれ、
「…………………………………………。受けよ、滅びの波動!ルイン・アンデュレイション!!」
刹那、光の刀身を結界に向け、アースラさえも簡単に飲み込んでしまう程の白色に輝く極太の奔流が結界に直撃。しばらくすると、何と結界に罅が入っていく。徐々に罅は広がり、やがて奔流は結界を破った。そして、
「……ふぅ、とりあえず後は頼んだぜ。」
一言だけ言い終わると、その場にしゃがみ込んだ。
アースラに待機していた者達皆が智哉の規格外の破壊力を誇る一撃を放った事に、ただただ呆気に取られていた。だが、何時までも呆けている訳にはいけないとそれぞれ我に返り、和麻が代表して言う。
「…これより、プレシア・テスタロッサの拘束、ジュエルシード暴走の停止、及び次元震の停止を実行する!」
合図と共に、なのは、クロノ、ユーノ、和麻が転送ポートよりプレシアのアジトへ行き、艦長であるリンディも次元震に備えて自らアースラのディストーションシールドを強化するために出撃。
「クロノ君、この子達は?」
なのはが大群を目の前に疑問に思った事を尋ねる。その質問にクロノは、
「……ただ目の前の敵を攻撃するだけの機械だよ。遠慮は全く必要ない。」
そう答えたクロノになのはは、なら安心だと言って、戦闘態勢に。しかし、クロノはそれを手で制する。
「この程度の相手に無駄球は必要無いよ。」と。そして、
≪Stinger Snipe≫
クロノのデバイスS2Uが魔法を発動。刹那、複数の敵をまとめて瞬殺。続けて、
「スナイプ・ショット!!」
そう言い放ち、青白い閃光が敵を次々と貫通。早くも残りは1体となった。そして、最後の図体のデカイ敵に、
≪Break Impulse≫
瞬間、体から先程と同じ青白い光が漏れ、大爆発。1人で入り口の敵を全滅させてしまった事実になのはとユーノは開いた口が塞がらなかった。そんな2人に、
「ボーっとしてないで行くよ!」
活を入れると3人は中へ侵入した。その後を和麻が追う。足場がかなり壊れている。足場を選びながら走る4人。すると、クロノは、
「その穴、黒い空間は虚数空間と言って、あらゆる魔法の制御を失い、一度落ちたら二度と上がって来れなくなるから気を付けて!」
という忠告に、なのはは気を付けると返す。
大きな扉がある。それをクロノは開け放つと、目の前にはさっきよりも更に数が増えて敵集が待ち構えていた。
「ここから二手に分かれよう。僕と和麻総部隊長はプレシアの下へ。なのはとユーノは最上階にある駆動炉の封印を頼む。今道を開けるから!」
≪Blaze Cannon≫
デバイスから魔力が解き放たれ、眼前の敵を薙ぎ払う。そして、
「今だ!なのは!!」
クロノが合図すると、なのはは飛翔。そして、上の階へ続く階段を辿って行く。
「クロノ君、和麻さん!気をつけて!!」と、言い残して。
今まで付き添っていたアルフが未だ意識が戻らないフェイトに、
「……あの子達が心配だから、私も手伝ってくるね。……直ぐ帰って来るよ。そんで、全部終わったら……ゆっくりで良いから私の大好きなフェイトに戻ってね。これからは、フェイトの時間はフェイトが自由に使って良いんだから。」
そう言いながらフェイトの頬に優しく手を添え……部屋を後にした。
その直後だった。
(……母さんは、最後まで私に微笑んでくれなかった。私が生きていたいと思ったのは、母さんに認めて欲しかったからだった。………あんなにハッキリと捨てられてしまった今でも私は…、まだ母さんに縋り付いてる。)
何度もぶつかった真っ白い服の女の子。
初めて私と対等に真っ直ぐに向き合ってくれた子。
何度も戦って、私の名前を呼んでくれた子。
何度も、何度も……。
捨てれば良いって訳じゃない。逃げれば良いって訳じゃもっと無い。
(私の…私達の全ては……まだ、始まってもいないのかな、バルディッシュ?)
涙が零れ落ちる。
まだ始まってもいない、私。
まだスタートラインに立てていない私。
私の時間はこれからあるのだろうか?
そう相棒に縋る。相棒は……バルディッシュはボロボロになりながらも私に語り掛けようとする。
行こう、と。これから始めよう、と。何もしないで終わるのはダメだ、と。二人でなら出来るから、と。
そう感じ取った、いや、そう聞こえたような気がした。
一滴の涙がバルディッシュの核に当たる。刹那、元気な時と変わらない輝きを帯びたのだ。
主の想いが、願いが彼をそうさせたのだろう。
≪Recovery≫
自己修理機能が働き、元通りとなった相棒。それを握り締める主、フェイト。今また心が一つになった瞬間だった。
「……上手く出来るか分からないけど、一緒に頑張ろう、バルディッシュ。」
私達の全ては、まだ始まってもいない。
「……だから、本当の自分を創めるために!……そして、今までの自分を終わらせよう!」
心に誓うフェイト。同時に魔方陣を展開し、アースラから消えたのだった。
その頃、智哉はプレシアが使っていたと思われる研究室の中にいた。その中である情報を探していた。
「……本当にここに『それ』に関する情報があるのか?」
≪ここで禁忌の術『死者蘇生』を研究していたのならば、『それ』の情報も何処かにあるかもしれません。≫
主の質問に淡々と答えるラグナロク。その言葉を信じ、智哉は部屋中に敷き詰めてある本を探索魔法で調べていた。
「……この本もダメか。次はと…あ~くそ、こんな事ならもっと訓練しておくんだった。」
≪ふふ。でもそれだけ他分野に渡る魔法を広範囲で行使出来る者なんて、智哉様以外には私は知りませんよ?それも、こんな短期間で。≫
クスクスと笑いながらも智哉の成長、上達振りを褒めるラグナロクにそうか?と素っ気無く答えながら、手元でも別の本のページを捲り隅から隅まで丹念に欲しい情報を探す。
やがて、殆どの本を探し終えた智哉は、地べたにドッシリ座り、
「ああ~、疲れた……。こんなことずっとやってたら100%頭痛くなるぞ、これ。」
そう愚痴を漏らし、床に大の字に倒れる。その振動では無いだろうが、横に積んであった本が崩れて、
「ちょ、ちょ……!」
智哉は分厚い本に押し潰された。暫くして、
「…か~!漸く出られた~……。くそったれが!!」
最後の一冊を手にして、八つ当たりも兼ねて久々に思いっきり投げてやろうと思った時、
≪智哉様!待ってください!!≫
投げるモーションに入り後は腕を振り下ろすだけ……のところで急にラグナロクに止められた。何だよ~と文句をたれると、
≪……不幸中の幸いとはこの事でしょうね。智哉様、その本を読んでみてください。≫
分かったと言って、黙読、と言うより、魔法を使って頭の中に内容を詰め込むと言う作業をする。すると、
「………『時を動かす輝石』か。……どうやら、持ち主がいるみたいだ。……『虚空の皇帝』って奴がそうらしい。………虚数空間の何処かに存在していると伝えられて来たんだとさ。」
虚数空間。そこは存在する全ての魔法がデリート、言わば使えなくなるのだ。そして、その空間に入ったら最後、空間が発する重力によって何処までも落ちて行き、二度と元いた場所には戻る事が出来ないと言われる空間である。
その『中』にその『皇帝』は存在しているらしいのだ。智哉が探しているそれ『時を動かす輝石』を所持していると伝えられる王は。
「……危険、いや、無謀だと解ってても行かなきゃ行けない。あの子のために……。」
そう言って、あの子――フェイト――の将来を想うのだった。
ユーノのバインドを巨体の機械兵が破る。そして、気付いていないなのはに襲い掛かる。ユーノの声に反応したなのはだったが既に遅く、
(ダメだ、避け切れない…!)
目を瞑った。すると、聞き覚えのある電子音。
≪Thunder Rage≫
轟音と共に、目の前の機械兵を破壊したその雷撃。それはフェイトだった。
≪Get set≫
相棒である、バルディッシュと共に。
二人は黙ったまま互いを見つめ合う。そこへ超大型の機械兵が壁を打ち破って現れる。
「……大型だ、バリアが強い!」
フェイトが言うと、なのはも
「それにあの背中の……!」
こちらに向けて、それが放たれようとしている。しかしフェイトが、
「……だけど、二人でなら!」
その言葉になのははびっくりしながらも、嬉しそうにうん!と元気良く頷く。
フェイトは手の平で生み出した魔方陣を自分の頭上に投げ上げ展開、その中心目掛け、バルディッシュを突っ込み、
「サンダー・バスター!!」
バルディッシュの先から轟音と同時に電撃を帯びた砲撃を放つ。図体のデカイ相手に直撃するも、バリアを破れずにいた。が、そこに、
「ディバイン・バスター!!」
なのはの砲撃。しかし、それでもまだ敵は倒れない。それを見た二人は、顔を合わせ、
「「せーの!!」」息がピタリと合い、互いの砲撃が融合。遂に撃破した。
そして、その破壊力抜群の合体砲撃はそのまま地面を貫通して、アジトに大穴を開けた。
アルフが駆け寄って来て、フェイトに抱き付いた。
「心配掛けてゴメンね。ちゃんと自分で終わらせて、それから創めるよ。…本当の私を。」
とフェイトは言う。優しい声で。
そんな二人の姿を微笑みながらなのはは見つめていた。
駆動炉前のエレベーターまでなのは達を誘導した。すると、なのはは有難うと言ってくれた。
私にはまだやる事がある。母さんに会わなきゃ行けない。会って話をして。そうしないと、本当の自分を創められないから。その意図を察してか、なのはが手を握ってくる。
「……上手く言えないけど、頑張って…!」
それだけ言って。短い言葉だった。けれど、それだけで嬉しかった。勇気を貰ったような感じがした。
そこへユーノが駈け付け、クロノと和麻の状況を伝える。
クロノと和麻は最下層へ向けて突っ走っていた。クロノは少ない魔力の消費で敵集を全て薙ぎ払って行く。その後ろを和麻が後方を確認しつつ追っている。効率の良い戦闘を続けるクロノに、
「……私は、もしかしなくても付いて来た意味無いんじゃないか?」
思った疑問を口にするとクロノは、
「総部隊長にはプレシアの拘束する際の援護をお願いする予定ですので、心配いりませんよ。」
そんな事を言いながら、クロノはひたすら最下層に向かっていた。
駆動炉に辿り着くとそこにも、大群が待ち構えていた。ユーノが防御を、なのはは攻撃を、と役割分担を終え、戦闘開始。
「ディバイン・シューター!フルパワー!!シュート!!!」
なのはの声が駆動炉に響き渡る。
「おお~、やってくれるね~。」
そこへ、なのはの魔力に感心しながら智哉が現れた。
「駆動炉だろ?オレが破壊してやるよ。あれだけの魔力ぶっ放したんだ、疲れたろうしな?」
そう言って、智哉は駆動炉に対し、巨大な魔方陣を展開する。
「………………轟け、無慈悲なる氷結の息吹!ブリザード・アバランチ!!」
その瞬間、駆動炉が凍りつき、そして豪快に砕け散った。おまけに駆動炉周辺に残っていた機械兵達も凍結し砕けた駆動炉の下敷きとなった。
「ま、こんなもんで良いだろ。」
≪ふふ。容赦無いですね、智哉様は。≫
笑うラグナロクに男は豪快が一番だと言って聞かせる。そんな場違いな光景になのははまたしても、
「……智哉さん、凄過ぎ……。」
と、呆気に取られていた。自分がやっとの思いで駆動炉の近くまで来たのに対し、智哉は一撃で駆動炉と周辺の機械兵達をまとめて破壊したのだから。
~後書き~
いや~、もう少しで12話終われそうだったんですが、ちょいと区切りが良いので(本当か?w)この辺でww
このスピードも多分もう維持出来ないでしょうww
水曜日が一番無理ww
一番SS書ける時間少ないんでw
<第5話 終わりと始まり>
「…さぁて、久々にやりますか!行くぜ、ラグナロク!!」
智哉の掛け声と共に、巨大な魔方陣が展開され、
「ラグナロク、ファーストリミッター解除。」
≪ファーストリミッター解除、承認しました。これより魔力レベルの数値を上昇させます。≫
ラグナロクより、発動の合図。すると、智哉の体内から今までとは次元の違う魔力反応がアースラでは計測されていた。
「現在、智哉さんの魔力値、SSランク!未だ上昇止まりません!!」
艦に待機している全員がただその溢れて止まる事の無い魔力に度肝を抜かれていた。
「……何て馬鹿魔力だ。……いや、もうここまで行くと、正直言葉に出来ないと言うか何と言うか……。」
魔力値の計測はまだ続いてる。そして、その数値は今まで目にした事も無い数値を示している、いや、示し続けている。ふと、智哉は思い出したように話す。
「……ああ~、忘れてた。魔力値を計測するのは止めた方が良い。メーターが振り切ったり、最大値を越えたりして測定器がぶっ壊れるぞ?今でもう既にSS+クラスを示してるだろうからな。」
その通りだった。メーターはもう直ぐ計測出来る限界値に達しそうだったのだ。
智哉は続ける。
「……これから、魔導ランクSS+をオーバーする。壊れるのを防ぐのなら今のうちだ。これが最終警告だからな。」
その言葉に、エイミィは戸惑い、リンディに意見を求める。
「……分かりました。止むを得ませんね。魔力値計測中断してください。」
そのように言うと、エイミィは計測を中止する。智哉は、
「まあ、計測するより自分で感じると良い。……いくぞ、ラグナロク。バスタード・モード、フルドライブ!!」
≪バスタード・モード開放承認。イグニッション!≫
その瞬間、智哉は眩い光に包み込まれ、辺り一面全てを包み込んだ。
光が収束していく。やがて消えると、そこには先程の漆黒の鎧に包み途轍もない魔力を放出していた智哉の姿は無かった。変わりに、全身鎧を極限まで削り取った灰色の鎧に包まれている智哉の姿があった。
そして、手に持っていたラグナロクも全く形が変わっていた。二股の刀身が左右に、かつ垂直に畳まれ、刀身だった部分からは、白色に輝く巨大な光の刃。それも智哉の身長の2倍は勇にある。
「さあ、ショーの始まりだ!!」
「一撃目、煉獄爆炎斬!」
「二撃目、神水衝迅!」
「三撃目、烈震天昇波!」
「四撃目、空波絶風撃!」
「五撃目、氷龍滅崩陣!」
「六撃目、壮雷神剣!」
「七撃目、シャドーブレイク!」
「ラストだ、ホーリーブレード!」
智哉は息継ぎせず、強固な結界に対して8連撃を放った。しかし、攻撃した部分は膜が薄くはなったがとても突破出来たものではない。それを見ていた和麻が智哉にやっぱり無理だったじゃないかと言おうとした時、智哉を中心に先程のリミッター解除時に広げたものよりも更に巨大な魔方陣が敷かれ、
「…………………………………………。受けよ、滅びの波動!ルイン・アンデュレイション!!」
刹那、光の刀身を結界に向け、アースラさえも簡単に飲み込んでしまう程の白色に輝く極太の奔流が結界に直撃。しばらくすると、何と結界に罅が入っていく。徐々に罅は広がり、やがて奔流は結界を破った。そして、
「……ふぅ、とりあえず後は頼んだぜ。」
一言だけ言い終わると、その場にしゃがみ込んだ。
アースラに待機していた者達皆が智哉の規格外の破壊力を誇る一撃を放った事に、ただただ呆気に取られていた。だが、何時までも呆けている訳にはいけないとそれぞれ我に返り、和麻が代表して言う。
「…これより、プレシア・テスタロッサの拘束、ジュエルシード暴走の停止、及び次元震の停止を実行する!」
合図と共に、なのは、クロノ、ユーノ、和麻が転送ポートよりプレシアのアジトへ行き、艦長であるリンディも次元震に備えて自らアースラのディストーションシールドを強化するために出撃。
「クロノ君、この子達は?」
なのはが大群を目の前に疑問に思った事を尋ねる。その質問にクロノは、
「……ただ目の前の敵を攻撃するだけの機械だよ。遠慮は全く必要ない。」
そう答えたクロノになのはは、なら安心だと言って、戦闘態勢に。しかし、クロノはそれを手で制する。
「この程度の相手に無駄球は必要無いよ。」と。そして、
≪Stinger Snipe≫
クロノのデバイスS2Uが魔法を発動。刹那、複数の敵をまとめて瞬殺。続けて、
「スナイプ・ショット!!」
そう言い放ち、青白い閃光が敵を次々と貫通。早くも残りは1体となった。そして、最後の図体のデカイ敵に、
≪Break Impulse≫
瞬間、体から先程と同じ青白い光が漏れ、大爆発。1人で入り口の敵を全滅させてしまった事実になのはとユーノは開いた口が塞がらなかった。そんな2人に、
「ボーっとしてないで行くよ!」
活を入れると3人は中へ侵入した。その後を和麻が追う。足場がかなり壊れている。足場を選びながら走る4人。すると、クロノは、
「その穴、黒い空間は虚数空間と言って、あらゆる魔法の制御を失い、一度落ちたら二度と上がって来れなくなるから気を付けて!」
という忠告に、なのはは気を付けると返す。
大きな扉がある。それをクロノは開け放つと、目の前にはさっきよりも更に数が増えて敵集が待ち構えていた。
「ここから二手に分かれよう。僕と和麻総部隊長はプレシアの下へ。なのはとユーノは最上階にある駆動炉の封印を頼む。今道を開けるから!」
≪Blaze Cannon≫
デバイスから魔力が解き放たれ、眼前の敵を薙ぎ払う。そして、
「今だ!なのは!!」
クロノが合図すると、なのはは飛翔。そして、上の階へ続く階段を辿って行く。
「クロノ君、和麻さん!気をつけて!!」と、言い残して。
今まで付き添っていたアルフが未だ意識が戻らないフェイトに、
「……あの子達が心配だから、私も手伝ってくるね。……直ぐ帰って来るよ。そんで、全部終わったら……ゆっくりで良いから私の大好きなフェイトに戻ってね。これからは、フェイトの時間はフェイトが自由に使って良いんだから。」
そう言いながらフェイトの頬に優しく手を添え……部屋を後にした。
その直後だった。
(……母さんは、最後まで私に微笑んでくれなかった。私が生きていたいと思ったのは、母さんに認めて欲しかったからだった。………あんなにハッキリと捨てられてしまった今でも私は…、まだ母さんに縋り付いてる。)
何度もぶつかった真っ白い服の女の子。
初めて私と対等に真っ直ぐに向き合ってくれた子。
何度も戦って、私の名前を呼んでくれた子。
何度も、何度も……。
捨てれば良いって訳じゃない。逃げれば良いって訳じゃもっと無い。
(私の…私達の全ては……まだ、始まってもいないのかな、バルディッシュ?)
涙が零れ落ちる。
まだ始まってもいない、私。
まだスタートラインに立てていない私。
私の時間はこれからあるのだろうか?
そう相棒に縋る。相棒は……バルディッシュはボロボロになりながらも私に語り掛けようとする。
行こう、と。これから始めよう、と。何もしないで終わるのはダメだ、と。二人でなら出来るから、と。
そう感じ取った、いや、そう聞こえたような気がした。
一滴の涙がバルディッシュの核に当たる。刹那、元気な時と変わらない輝きを帯びたのだ。
主の想いが、願いが彼をそうさせたのだろう。
≪Recovery≫
自己修理機能が働き、元通りとなった相棒。それを握り締める主、フェイト。今また心が一つになった瞬間だった。
「……上手く出来るか分からないけど、一緒に頑張ろう、バルディッシュ。」
私達の全ては、まだ始まってもいない。
「……だから、本当の自分を創めるために!……そして、今までの自分を終わらせよう!」
心に誓うフェイト。同時に魔方陣を展開し、アースラから消えたのだった。
その頃、智哉はプレシアが使っていたと思われる研究室の中にいた。その中である情報を探していた。
「……本当にここに『それ』に関する情報があるのか?」
≪ここで禁忌の術『死者蘇生』を研究していたのならば、『それ』の情報も何処かにあるかもしれません。≫
主の質問に淡々と答えるラグナロク。その言葉を信じ、智哉は部屋中に敷き詰めてある本を探索魔法で調べていた。
「……この本もダメか。次はと…あ~くそ、こんな事ならもっと訓練しておくんだった。」
≪ふふ。でもそれだけ他分野に渡る魔法を広範囲で行使出来る者なんて、智哉様以外には私は知りませんよ?それも、こんな短期間で。≫
クスクスと笑いながらも智哉の成長、上達振りを褒めるラグナロクにそうか?と素っ気無く答えながら、手元でも別の本のページを捲り隅から隅まで丹念に欲しい情報を探す。
やがて、殆どの本を探し終えた智哉は、地べたにドッシリ座り、
「ああ~、疲れた……。こんなことずっとやってたら100%頭痛くなるぞ、これ。」
そう愚痴を漏らし、床に大の字に倒れる。その振動では無いだろうが、横に積んであった本が崩れて、
「ちょ、ちょ……!」
智哉は分厚い本に押し潰された。暫くして、
「…か~!漸く出られた~……。くそったれが!!」
最後の一冊を手にして、八つ当たりも兼ねて久々に思いっきり投げてやろうと思った時、
≪智哉様!待ってください!!≫
投げるモーションに入り後は腕を振り下ろすだけ……のところで急にラグナロクに止められた。何だよ~と文句をたれると、
≪……不幸中の幸いとはこの事でしょうね。智哉様、その本を読んでみてください。≫
分かったと言って、黙読、と言うより、魔法を使って頭の中に内容を詰め込むと言う作業をする。すると、
「………『時を動かす輝石』か。……どうやら、持ち主がいるみたいだ。……『虚空の皇帝』って奴がそうらしい。………虚数空間の何処かに存在していると伝えられて来たんだとさ。」
虚数空間。そこは存在する全ての魔法がデリート、言わば使えなくなるのだ。そして、その空間に入ったら最後、空間が発する重力によって何処までも落ちて行き、二度と元いた場所には戻る事が出来ないと言われる空間である。
その『中』にその『皇帝』は存在しているらしいのだ。智哉が探しているそれ『時を動かす輝石』を所持していると伝えられる王は。
「……危険、いや、無謀だと解ってても行かなきゃ行けない。あの子のために……。」
そう言って、あの子――フェイト――の将来を想うのだった。
ユーノのバインドを巨体の機械兵が破る。そして、気付いていないなのはに襲い掛かる。ユーノの声に反応したなのはだったが既に遅く、
(ダメだ、避け切れない…!)
目を瞑った。すると、聞き覚えのある電子音。
≪Thunder Rage≫
轟音と共に、目の前の機械兵を破壊したその雷撃。それはフェイトだった。
≪Get set≫
相棒である、バルディッシュと共に。
二人は黙ったまま互いを見つめ合う。そこへ超大型の機械兵が壁を打ち破って現れる。
「……大型だ、バリアが強い!」
フェイトが言うと、なのはも
「それにあの背中の……!」
こちらに向けて、それが放たれようとしている。しかしフェイトが、
「……だけど、二人でなら!」
その言葉になのははびっくりしながらも、嬉しそうにうん!と元気良く頷く。
フェイトは手の平で生み出した魔方陣を自分の頭上に投げ上げ展開、その中心目掛け、バルディッシュを突っ込み、
「サンダー・バスター!!」
バルディッシュの先から轟音と同時に電撃を帯びた砲撃を放つ。図体のデカイ相手に直撃するも、バリアを破れずにいた。が、そこに、
「ディバイン・バスター!!」
なのはの砲撃。しかし、それでもまだ敵は倒れない。それを見た二人は、顔を合わせ、
「「せーの!!」」息がピタリと合い、互いの砲撃が融合。遂に撃破した。
そして、その破壊力抜群の合体砲撃はそのまま地面を貫通して、アジトに大穴を開けた。
アルフが駆け寄って来て、フェイトに抱き付いた。
「心配掛けてゴメンね。ちゃんと自分で終わらせて、それから創めるよ。…本当の私を。」
とフェイトは言う。優しい声で。
そんな二人の姿を微笑みながらなのはは見つめていた。
駆動炉前のエレベーターまでなのは達を誘導した。すると、なのはは有難うと言ってくれた。
私にはまだやる事がある。母さんに会わなきゃ行けない。会って話をして。そうしないと、本当の自分を創められないから。その意図を察してか、なのはが手を握ってくる。
「……上手く言えないけど、頑張って…!」
それだけ言って。短い言葉だった。けれど、それだけで嬉しかった。勇気を貰ったような感じがした。
そこへユーノが駈け付け、クロノと和麻の状況を伝える。
クロノと和麻は最下層へ向けて突っ走っていた。クロノは少ない魔力の消費で敵集を全て薙ぎ払って行く。その後ろを和麻が後方を確認しつつ追っている。効率の良い戦闘を続けるクロノに、
「……私は、もしかしなくても付いて来た意味無いんじゃないか?」
思った疑問を口にするとクロノは、
「総部隊長にはプレシアの拘束する際の援護をお願いする予定ですので、心配いりませんよ。」
そんな事を言いながら、クロノはひたすら最下層に向かっていた。
駆動炉に辿り着くとそこにも、大群が待ち構えていた。ユーノが防御を、なのはは攻撃を、と役割分担を終え、戦闘開始。
「ディバイン・シューター!フルパワー!!シュート!!!」
なのはの声が駆動炉に響き渡る。
「おお~、やってくれるね~。」
そこへ、なのはの魔力に感心しながら智哉が現れた。
「駆動炉だろ?オレが破壊してやるよ。あれだけの魔力ぶっ放したんだ、疲れたろうしな?」
そう言って、智哉は駆動炉に対し、巨大な魔方陣を展開する。
「………………轟け、無慈悲なる氷結の息吹!ブリザード・アバランチ!!」
その瞬間、駆動炉が凍りつき、そして豪快に砕け散った。おまけに駆動炉周辺に残っていた機械兵達も凍結し砕けた駆動炉の下敷きとなった。
「ま、こんなもんで良いだろ。」
≪ふふ。容赦無いですね、智哉様は。≫
笑うラグナロクに男は豪快が一番だと言って聞かせる。そんな場違いな光景になのははまたしても、
「……智哉さん、凄過ぎ……。」
と、呆気に取られていた。自分がやっとの思いで駆動炉の近くまで来たのに対し、智哉は一撃で駆動炉と周辺の機械兵達をまとめて破壊したのだから。
~後書き~
いや~、もう少しで12話終われそうだったんですが、ちょいと区切りが良いので(本当か?w)この辺でww
このスピードも多分もう維持出来ないでしょうww
水曜日が一番無理ww
一番SS書ける時間少ないんでw
<サイドストーリー 悲劇の少年>
二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』
<サイドストーリー 悲劇の少年>
自分を養って家族同然のように育ててくれた義母さんや義父さんを失った。
……そして、自分を本当の兄のように慕ってくれていた義妹までも一瞬を失った。
……終いには自分の命までをも失った。
自分の非力さに今更ながら嘆いた。
自分の無力さに今更ながら気付いた。
周りには喧嘩で自分に勝てる、いや、対等に渡り合える奴なんて数人しか存在しなかった。
……しかし、幼かった智哉へ現実と言う名の世界はそんな甘いものでは無いのだ、と今更突き付けたのだった。
≪…………さい。≫
……ん?……誰?……誰かが僕を…呼んでいるの?
≪……きて下さい。≫
……ゴメンね…、……上手く聞こえないよ…。
≪…起きて下さい。≫
重い瞼を開ける。
と、そこはとても静かな森の中だった。
智哉は辺りを見渡す。周りには沢山の木々。
そして、自分の正面には、見たことも無い輝きを放ち後ろが透き通って見える程の美しい宝石が宙に浮いていた。
智哉は不思議そうに宝石を見つめる。と、声がした。自分を起こそうと掛けられた声だった。とても優しく、心が安らぐ声の持ち主。その声に反応した智哉は辺りをグルリと見渡すが、智哉には何処から話し掛けられているのか全く気付かなかった。
≪ここです、私は貴方の目の前にいますよ。≫
優しい声の持ち主である、少女は智哉の目の前にいると言う。智哉の目の前にあるのは宝石。不思議そうな顔が更に歪む。そして、
「……これが、君?」
と一言尋ねる。宝石に向かって。すると、
≪はい、そうです。……では改めまして、初めまして、私の名前はアイーシア・ラグナロクと申します。これからはアイーシアでも、ラグナロクでも構いませんので。≫
そのように宝石の少女は答える。確かに言われてみれば宝石から声がする気がした。
彼女が自己紹介してきたので、納得した顔で智哉もそれに応える。
「僕は神崎智哉。宜しくね、ラグナロク。」
笑顔で答える智哉にラグナロクは、
≪はい、宜しくお願いしますね、智哉様。≫
そう話す。互いに軽い自己紹介が終わると、
≪今貴方の目の前で輝いている宝石は『ターコイズ』と言われています。……とりあえず、挨拶はこれ位にしておきましょうか。時間は余り残されてはいませんので。≫
真剣そうな声で話し掛けられたので、智哉も真面目に聞く姿勢になると、
≪単刀直入に言いますね。貴方は他人を守れる力が欲しいですか?≫
「……欲しい。でも、僕はもう……」
即答するが、最後で言葉が詰まる智哉。少女は智哉が何を言いたいのかは解っていたので続ける。
≪欲しいのであれば、私が貴方の新たな力となりましょう。命も新たに授けます。………但し、生きていられるのはとある事件を解決して貰う間だけですが……。≫
そのように、少女は言って来た。智哉はというと、疑問に思った事を口にする。
「……僕の家族を、僕を養ってくれた義母さんや義父さんの仇を取れる力なの?僕を、僕なんかを慕ってくれた大切な、とても大切だった妹の仇を取る事が出来る力なの!?」
話していく間に目から涙が溢れ出し、そのまま顔を伝って地面に滴り落ちる。少女はその姿に対し、
≪貴方の周りの人達を二度と失わないように、傷付けられないようにするのは貴方次第です。しかし、私にはその力の源を授ける事が出来ます。≫
その言葉に智哉は疑う要素を見出さなかった。何でも良い、もう誰も傷付けさせないためにも、とそう思い、
「…分かったよ。どんな条件も僕には関係無い。生きる事が出来るなら。他人を守れる力が手に入るなら。……そして、何より自分が強くなるためにも!!」
その言葉に迷いは無いと判断したラグナロクは言う。
≪……分かりました。契約成立です。それでは智哉様、私を手で触れてください。そして貴方が扱うためのデバイスを頭の中でイメージしてください。≫
言われた通りに触れるとスーっと何かが体に染み込む。そんな心地良い感覚に囚われながら、
「……ラグナロク、デバイスって何?」
と、素直な疑問を口にした。そんな質問が来る事を予測していたかのように、
≪デバイスとは、簡単に言うと武器です。智哉様がこれから戦っていくための、人を守っていくための物です。武器の中で一番好きな形を想像しても構いません。≫
そう言われた智哉は、うーんと唸り、
剣先が二つに分かれていて、かつ柄の部分まで真っ黒な、それこそ漆黒の闇の中に存在しているかのような武器をイメージした。
≪デバイスの形状を認識しました。後は、智哉様が着るジャケットアーマーをイメージしてください。ジャケットアーマーとは、簡単に言えば鎧ですね。とは言っても、鎧だけでなく魔導士が着るような衣でも、普段智哉様が着ているような服であっても勿論構いません。≫
またうーんと唸りながら、
「本当に何でも良いんだよね?」
そうラグナロクに尋ねると、はい。と一言で返ってきた。
「…んじゃ、これ!」
≪ジャケットアーマー認識完了しました。……では、いきなりで申し訳ないのですが、現実世界でお会いしましょう智哉様。≫
ラグナロクが話すと光が辺り一面を眩しく包み込む。目が開けられなくなった智哉はそのまま意識が飛んで行った……。
気が付くと、血溜りの上に自分がいた。そして、カチャカチャと音も一緒に鳴る。自分の体を見ると漆黒の鎧に包まれているではないか。さっきのあれは幻では無かったのかと疑問に思っていると、何処からともなく、
≪智哉様。ご自分でイメージした物はどうですか?≫
と、少女――アイーシア・ラグナロク――の声がした。
「・・・うわぁっ!びっくりした~。も、もしかして、ラグナロク……なの?」
と智哉。ラグナロクはクスクスと笑いながら、
≪はい、そうですよ。≫
とだけ。それに対して智哉は、
「……もう、脅かさないでくれる?」
まだ少々戸惑い気味だった。そんな智哉に、
≪犯人はまだ居ますね。そんなに遠くには行ってません。捕まえるなら今のうちです。≫
その言葉に直ぐに反応した智哉は、
「……どうしたら良い?」
と、聞く。ラグナロクは言う。
≪今智哉様の頭の中に、結界を発動させるための呪文をお教えしました。それを使って外に逃がさないようにしましょう。捕まえるのはその後です。≫
智哉は解ったと言うと、生まれて初めて魔法を行使した。途端に家の辺りは結界で張り巡らされた。犯人は戸惑い、
「…おいおい、魔導士なんて聞いてないぜ!?」
焦りが生じていた。そこに、ジャストなタイミングで智哉が現れた。漆黒の鎧に身を包んで。
「……お前だけは!……逃がしはしない!!」
奴は、さっき確かに殺った筈だった。なのに何故生きているのか?訳が分からず動揺していたが、犯人は遂に本性を現した。彼もまた魔導士だったのだ。
「……こうなったら仕方ないな。今度は本気で殺す!!食らえ、業火の火柱、フレア・ブラスト!!!」
地面から地獄の業火が柱となって智哉を巻き込んだ。すかさず、追撃。
「雷の奔流、ライトニング・バースト!そして、これで終いだ!!音速の氷風、ソニック・ブリザード!!!」
三つの魔法が重なり、大爆発。
「……ふん、こんなもんだろう。」
暫くして、煙が晴れてくると、そこには何と無傷で浮いている智哉の姿があった!
「……ば、馬鹿な。オレはこれでもAAクラスの魔導士だ。無傷なんて…………有り得ねえ!!」
犯人は目の前で起きている驚愕の事実を認めようとはしなかったが、これが現実だったのだ。智哉はこの時点で既に少なく見積もってAAAクラスの総合力はあったのだから。
「……来ないなら、終わりにしようか。僕の妹をあんな風に残酷な形で殺した罪、死を以て償って……いや、殺すだけじゃ足りない。義父さんや義母さんの分もあるからね。跡形も無く、血一つ残さないでこの世から消えて貰おうか!!!」
そう言い放って、魔方陣を展開。男――犯人――はその威圧感溢れる言葉に腰を抜かしてしまい、その場から逃げようにもまともに動く事が出来なくなっていた。
「……受けよ。神の怒り、ゴッド・フューム!!」
刹那、男は叫んだ。
「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!」
その声は魔法の消滅と共に消えて無くなった。名実共に、この世からその男の存在が消えた瞬間だった……。
ふぅ、と一息ついた智哉は、本来の自分の姿に戻る。少しして、ラグナロクに言う。
「……こんな事はもうこれっきりにしたい。誰にも僕の悲しみを、寂しさを味わわせないためにも。」
≪……そうですね。そのための『力』ですから。≫
ラグナロクはそれだけ言って、智哉を見守る事を決めたのだった。
・
・
・
・
・
・
・
・
一度失った命を、ラグナロクと出会ったことによって、新たな命を授かり第二の人生を歩み始めた。
もう誰も何も失わないように。もう誰も傷付けさせないように。
そう自分に、ラグナロクに、そして神に誓いを立てて。
~後書き~
はい、主人公である少年時代の智哉君に起きた事件の話でしたw
今回の内容は、第3話で過去の自分(智哉)を思い起こす場面の追加というか、補うためのものですwそして、プロローグでの回想シーンの続きでもありますwここで、どうやって智哉がデバイスを手に入れたのかを読んでいる方に知って貰おうと書いたわけですw
いかがでしたかね~?w
<サイドストーリー 悲劇の少年>
自分を養って家族同然のように育ててくれた義母さんや義父さんを失った。
……そして、自分を本当の兄のように慕ってくれていた義妹までも一瞬を失った。
……終いには自分の命までをも失った。
自分の非力さに今更ながら嘆いた。
自分の無力さに今更ながら気付いた。
周りには喧嘩で自分に勝てる、いや、対等に渡り合える奴なんて数人しか存在しなかった。
……しかし、幼かった智哉へ現実と言う名の世界はそんな甘いものでは無いのだ、と今更突き付けたのだった。
≪…………さい。≫
……ん?……誰?……誰かが僕を…呼んでいるの?
≪……きて下さい。≫
……ゴメンね…、……上手く聞こえないよ…。
≪…起きて下さい。≫
重い瞼を開ける。
と、そこはとても静かな森の中だった。
智哉は辺りを見渡す。周りには沢山の木々。
そして、自分の正面には、見たことも無い輝きを放ち後ろが透き通って見える程の美しい宝石が宙に浮いていた。
智哉は不思議そうに宝石を見つめる。と、声がした。自分を起こそうと掛けられた声だった。とても優しく、心が安らぐ声の持ち主。その声に反応した智哉は辺りをグルリと見渡すが、智哉には何処から話し掛けられているのか全く気付かなかった。
≪ここです、私は貴方の目の前にいますよ。≫
優しい声の持ち主である、少女は智哉の目の前にいると言う。智哉の目の前にあるのは宝石。不思議そうな顔が更に歪む。そして、
「……これが、君?」
と一言尋ねる。宝石に向かって。すると、
≪はい、そうです。……では改めまして、初めまして、私の名前はアイーシア・ラグナロクと申します。これからはアイーシアでも、ラグナロクでも構いませんので。≫
そのように宝石の少女は答える。確かに言われてみれば宝石から声がする気がした。
彼女が自己紹介してきたので、納得した顔で智哉もそれに応える。
「僕は神崎智哉。宜しくね、ラグナロク。」
笑顔で答える智哉にラグナロクは、
≪はい、宜しくお願いしますね、智哉様。≫
そう話す。互いに軽い自己紹介が終わると、
≪今貴方の目の前で輝いている宝石は『ターコイズ』と言われています。……とりあえず、挨拶はこれ位にしておきましょうか。時間は余り残されてはいませんので。≫
真剣そうな声で話し掛けられたので、智哉も真面目に聞く姿勢になると、
≪単刀直入に言いますね。貴方は他人を守れる力が欲しいですか?≫
「……欲しい。でも、僕はもう……」
即答するが、最後で言葉が詰まる智哉。少女は智哉が何を言いたいのかは解っていたので続ける。
≪欲しいのであれば、私が貴方の新たな力となりましょう。命も新たに授けます。………但し、生きていられるのはとある事件を解決して貰う間だけですが……。≫
そのように、少女は言って来た。智哉はというと、疑問に思った事を口にする。
「……僕の家族を、僕を養ってくれた義母さんや義父さんの仇を取れる力なの?僕を、僕なんかを慕ってくれた大切な、とても大切だった妹の仇を取る事が出来る力なの!?」
話していく間に目から涙が溢れ出し、そのまま顔を伝って地面に滴り落ちる。少女はその姿に対し、
≪貴方の周りの人達を二度と失わないように、傷付けられないようにするのは貴方次第です。しかし、私にはその力の源を授ける事が出来ます。≫
その言葉に智哉は疑う要素を見出さなかった。何でも良い、もう誰も傷付けさせないためにも、とそう思い、
「…分かったよ。どんな条件も僕には関係無い。生きる事が出来るなら。他人を守れる力が手に入るなら。……そして、何より自分が強くなるためにも!!」
その言葉に迷いは無いと判断したラグナロクは言う。
≪……分かりました。契約成立です。それでは智哉様、私を手で触れてください。そして貴方が扱うためのデバイスを頭の中でイメージしてください。≫
言われた通りに触れるとスーっと何かが体に染み込む。そんな心地良い感覚に囚われながら、
「……ラグナロク、デバイスって何?」
と、素直な疑問を口にした。そんな質問が来る事を予測していたかのように、
≪デバイスとは、簡単に言うと武器です。智哉様がこれから戦っていくための、人を守っていくための物です。武器の中で一番好きな形を想像しても構いません。≫
そう言われた智哉は、うーんと唸り、
剣先が二つに分かれていて、かつ柄の部分まで真っ黒な、それこそ漆黒の闇の中に存在しているかのような武器をイメージした。
≪デバイスの形状を認識しました。後は、智哉様が着るジャケットアーマーをイメージしてください。ジャケットアーマーとは、簡単に言えば鎧ですね。とは言っても、鎧だけでなく魔導士が着るような衣でも、普段智哉様が着ているような服であっても勿論構いません。≫
またうーんと唸りながら、
「本当に何でも良いんだよね?」
そうラグナロクに尋ねると、はい。と一言で返ってきた。
「…んじゃ、これ!」
≪ジャケットアーマー認識完了しました。……では、いきなりで申し訳ないのですが、現実世界でお会いしましょう智哉様。≫
ラグナロクが話すと光が辺り一面を眩しく包み込む。目が開けられなくなった智哉はそのまま意識が飛んで行った……。
気が付くと、血溜りの上に自分がいた。そして、カチャカチャと音も一緒に鳴る。自分の体を見ると漆黒の鎧に包まれているではないか。さっきのあれは幻では無かったのかと疑問に思っていると、何処からともなく、
≪智哉様。ご自分でイメージした物はどうですか?≫
と、少女――アイーシア・ラグナロク――の声がした。
「・・・うわぁっ!びっくりした~。も、もしかして、ラグナロク……なの?」
と智哉。ラグナロクはクスクスと笑いながら、
≪はい、そうですよ。≫
とだけ。それに対して智哉は、
「……もう、脅かさないでくれる?」
まだ少々戸惑い気味だった。そんな智哉に、
≪犯人はまだ居ますね。そんなに遠くには行ってません。捕まえるなら今のうちです。≫
その言葉に直ぐに反応した智哉は、
「……どうしたら良い?」
と、聞く。ラグナロクは言う。
≪今智哉様の頭の中に、結界を発動させるための呪文をお教えしました。それを使って外に逃がさないようにしましょう。捕まえるのはその後です。≫
智哉は解ったと言うと、生まれて初めて魔法を行使した。途端に家の辺りは結界で張り巡らされた。犯人は戸惑い、
「…おいおい、魔導士なんて聞いてないぜ!?」
焦りが生じていた。そこに、ジャストなタイミングで智哉が現れた。漆黒の鎧に身を包んで。
「……お前だけは!……逃がしはしない!!」
奴は、さっき確かに殺った筈だった。なのに何故生きているのか?訳が分からず動揺していたが、犯人は遂に本性を現した。彼もまた魔導士だったのだ。
「……こうなったら仕方ないな。今度は本気で殺す!!食らえ、業火の火柱、フレア・ブラスト!!!」
地面から地獄の業火が柱となって智哉を巻き込んだ。すかさず、追撃。
「雷の奔流、ライトニング・バースト!そして、これで終いだ!!音速の氷風、ソニック・ブリザード!!!」
三つの魔法が重なり、大爆発。
「……ふん、こんなもんだろう。」
暫くして、煙が晴れてくると、そこには何と無傷で浮いている智哉の姿があった!
「……ば、馬鹿な。オレはこれでもAAクラスの魔導士だ。無傷なんて…………有り得ねえ!!」
犯人は目の前で起きている驚愕の事実を認めようとはしなかったが、これが現実だったのだ。智哉はこの時点で既に少なく見積もってAAAクラスの総合力はあったのだから。
「……来ないなら、終わりにしようか。僕の妹をあんな風に残酷な形で殺した罪、死を以て償って……いや、殺すだけじゃ足りない。義父さんや義母さんの分もあるからね。跡形も無く、血一つ残さないでこの世から消えて貰おうか!!!」
そう言い放って、魔方陣を展開。男――犯人――はその威圧感溢れる言葉に腰を抜かしてしまい、その場から逃げようにもまともに動く事が出来なくなっていた。
「……受けよ。神の怒り、ゴッド・フューム!!」
刹那、男は叫んだ。
「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!」
その声は魔法の消滅と共に消えて無くなった。名実共に、この世からその男の存在が消えた瞬間だった……。
ふぅ、と一息ついた智哉は、本来の自分の姿に戻る。少しして、ラグナロクに言う。
「……こんな事はもうこれっきりにしたい。誰にも僕の悲しみを、寂しさを味わわせないためにも。」
≪……そうですね。そのための『力』ですから。≫
ラグナロクはそれだけ言って、智哉を見守る事を決めたのだった。
・
・
・
・
・
・
・
・
一度失った命を、ラグナロクと出会ったことによって、新たな命を授かり第二の人生を歩み始めた。
もう誰も何も失わないように。もう誰も傷付けさせないように。
そう自分に、ラグナロクに、そして神に誓いを立てて。
~後書き~
はい、主人公である少年時代の智哉君に起きた事件の話でしたw
今回の内容は、第3話で過去の自分(智哉)を思い起こす場面の追加というか、補うためのものですwそして、プロローグでの回想シーンの続きでもありますwここで、どうやって智哉がデバイスを手に入れたのかを読んでいる方に知って貰おうと書いたわけですw
いかがでしたかね~?w
2007年11月25日日曜日
<第4話 付き付けられた事実>
二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』
<第4話 付き付けられた事実>
転移した先は見たことも無いような、巨大な空間だった。その空間に呆気に取られていると、和麻を先頭に皆後ろを付いて歩く。転移した場所に突っ立っていた智哉に気付いた和麻は、
「……何をしている。さっさと付いて来い。」
の二言。未だその場から動こうとしない智哉に、
「……そんなにこの艦が珍しいか?」
と、呆れ顔で言う。その言葉に、
「……悪かったな。オレはこんな馬鹿でかい艦に実際に乗るのは初めてでね。」
漸く反応して和麻に答え、後に続いた。
扉が開かれると、そこには艦のオペレーター達が忙しそうに応対していた。扉が開いたのに気付いたエメラルドグリーンの色をした長髪女性と黒いジャケットを着た少年が出迎えた。
「お疲れ様です、和麻空軍総部隊長、それに皆さん。それから…フェイトさん、初めまして。そして………神崎智哉……さんでしたよね。私はリンディ・ハラオウン提督と言います。宜しく。そして、隣にいるのが…」
「時空管理局執務官を勤めている、クロノ・ハラオウンだ。宜しく頼む。」
そう言ってリンディ・ハラオウンとクロノがフェイトと智哉に挨拶する。フェイトは手錠のようなもので封じられた掌で握っていた、罅の入ったバルディッシュを見つめるだけだった。智哉はというと、
「こちらこそ宜しくお願いします。リンディ提督にクロノ執務官。」
軽くお辞儀をしながら淡白に答える。互いの挨拶を終えたリンディはなのはに、
(…母親が逮捕されるシーンを見せるのは忍びないわ。フェイトさんを何処か別の部屋に案内してあげて?)
と思念通話で伝えた。なのはがフェイトを連れ出そうとした時、大画面にはプレシア・テスタロッサが包囲されていた。
プレシアは管理局の武装局員に全面包囲されているにも関わらず、涼しい顔をしていた。
局員が何かを見つけたらしい。
………それは驚愕の事実だった。
画面に映し出された映像は何とフェイトと同じ体格、同じ顔、終いには髪の色まで同じなのだ。艦内にいた全員が目を丸くする。その中でも一際驚いていたのは間違い無くフェイト本人だった。何故なら、今映し出されている、カプセルの中で浮かんでいる少女は、自分と瓜二つなのだから。
これは一体どういうことなのか。
何故自分と全く同じ人が目の前に映っているのか。
フェイトには何が何だかさっぱりだった。
プレシアがフェイトに言う。
もう自分の娘――アリシア・テスタロッサ――の代わりの人形であるフェイトを娘扱いするのを終わりにする、と。
折角アリシアの記憶を与えたのに、似ているのは見た目だけだ、と。
役立たずでちっとも使えない人形だ、と。
……そして最後に、フェイトにとって自分の母親から、いや、母親だと思っていた人に全てを否定される言葉を投げ掛けられたのだ。
「フェイト。あなたを作り出してから私は、あなたの事が………」
『大嫌いだったのよ!!』
その言葉にフェイトは全身から全ての力が抜け、バルディッシュを握る事も出来ず床に落とし、砕けてしまった。それとほぼ同時にフェイトは意識を失ってしまった………。
局員の回収が終了すると、オペレーターのエイミィが叫ぶ。
「大変、大変!ちょっと見てください!!屋敷内に魔力反応多数!!!」
それにいつも冷静なクロノも過剰に反応した。
敵の総数が60…80…とまだ増え続ける。
アリシアが眠っているカプセルを宙に浮かせ、広間へ出てきたプレシアは9個のジュエルシードを発動させ、
「私達は旅立つの!……忘れられた都、アルハザードへ!!そして、私とアリシアはアルハザードで全ての過去を取り戻すの!!!」
狂ったように笑いながら、そう叫ぶのだった。
プレシアの下へ送られた武装局員全員が一瞬にして先頭不能になった現実。その魔力は現役を退いたと言われても、圧巻としか言いようが無かった。そんな状況を目の前で見た智哉は、
「……管理局の一般兵ってあの程度かよ。」
とても素直な感想だった。しかし、自分の空気を読めていない発言に気付いたのは周りの冷たい視線に気付いた時だった。そしてその発言に和麻は、
「ならば、今からでも遅くは無い。局員の変わりにお前一人を送り込んでプレシアを拘束して来て貰おうか。」
そう言って、智哉に前言を撤回させる………はずだった。しかし智哉の発した言葉は、
「それは構わんが、言うのが遅かったようだ。さっき局員を転送させた位置にはもう魔方陣は敷けなくなっている。あの要塞のような城を包み込むように結界が張られた。しかも並大抵の攻撃じゃ傷一つ付けられやしないだろう。」
と、全く逆どころか画面では無く、外の様子を客観的に分析していたのだ。それも、自分一人で行くことを想定してだろう。
智哉はこう続ける。
「あれに突入するには人並外れた一撃を加えなきゃならん。だが、仮にアースラ程やそれ以上の大きさを誇る艦が砲撃を加えるとなると、結界諸共要塞を吹き飛ばしてしまい、計画がパー。違うか?」
智哉は自分の推察を述べ、和麻に尋ねる。和麻は違わない、多分…いや確実にそうなるだろうと一言。確認が取れると、話を続ける。
「そこでだ。オレがあの結界を破壊する。結界の破壊を確認次第なのはとお前に要塞へ突入して貰う。これでどうだ?」
和麻、なのは、クロノ、そしてリンディに同意を求める智哉。しかし和麻が、
「お前が一人でプレシアを捕まえるんじゃ無かったのか?さっき言った事を忘れたとは言わせん。」
和麻が話を逸らすなと言う様な顔で抗議する。智哉ははぁ、と溜め息を吐きながら和麻に、むしろその場にいた全員に、
「……んじゃ、お前があの結界を100%破壊出来るのか?それともなのはがやるのか?それともクロノか?誰にせよ、正直に言ってプレシアを拘束するのならば、あの結界を破壊しなければ話にならん。」
と話す。それならばオレが喜んで一人で突入して見事拘束して来てやろうと。智哉の言葉に全員沈黙してしまった。その沈黙が暫く続く中で最初に口を開いたのは和麻だった。
「………だったら聞こう。その結界の破壊をお前は100%成功させる事が出来るのか?」
「出来なきゃお前の思惑通りオレはさっき言った言葉を訂正した。それにオレが口で言うよりも、お前らの目で確かめた方が良いだろ?」
智哉は和麻の問いに即答。その場にいた者は智哉の意見に賛同せざるを得なかった。おまけと言っては難だが、
「っつーかお前さ、SSランクにもなってんだったら、あの結界位破壊出来なきゃ終わってるだろ……。」
智哉は和麻に自分との実力の差を指し示すように言う。和麻は何も言い返すことが出来ず、ただ黙っていただけだった。
「そういう訳だ。この調子だと次元断層が起きるまで後少ししかないだろう。オレは今から結界を破壊する。それまでに準備しておけよ。」
そう言った智哉は、転送装置の下へ走って行った。その行動力、発言力や自分の力に対する揺らぐことの無い自身。全てにおいて彼は逸脱していた。クロノは、
「……彼は一体何者なのですか?総部隊長とは親しいと見えますが。」
誰もが疑問に思っているであろう事をクロノが代表して和麻に尋ねる。すると、
「……昔からの親友だ。アイツが何故デバイスを持っているのか、何故あれ程までに落ち着いていられるのか、……そして何よりあの強さは、あの自身は何処から来るのか。……私も一切解らん。だから後で全て吐かせるつもりだ。」
和麻は答えた。そうですか、とクロノやリンディ、なのはやユーノも複雑そうな顔をする。そんな時、エイミィより、
「智哉さんを転送しました!これより攻撃を開始するとの事です!!」
その合図に、全員が一斉に動き出した。
~後書き~
第4話、どうでしたかね~?w
元々の話と比べたら、だいたい12話始まるくらいまで来ましたかねw
後少しで第1章終わる事が出来そうですww
そして、未だ続くこのハイペースな更新ww
・・・・・・何時まで持つのやらwwww
<第4話 付き付けられた事実>
転移した先は見たことも無いような、巨大な空間だった。その空間に呆気に取られていると、和麻を先頭に皆後ろを付いて歩く。転移した場所に突っ立っていた智哉に気付いた和麻は、
「……何をしている。さっさと付いて来い。」
の二言。未だその場から動こうとしない智哉に、
「……そんなにこの艦が珍しいか?」
と、呆れ顔で言う。その言葉に、
「……悪かったな。オレはこんな馬鹿でかい艦に実際に乗るのは初めてでね。」
漸く反応して和麻に答え、後に続いた。
扉が開かれると、そこには艦のオペレーター達が忙しそうに応対していた。扉が開いたのに気付いたエメラルドグリーンの色をした長髪女性と黒いジャケットを着た少年が出迎えた。
「お疲れ様です、和麻空軍総部隊長、それに皆さん。それから…フェイトさん、初めまして。そして………神崎智哉……さんでしたよね。私はリンディ・ハラオウン提督と言います。宜しく。そして、隣にいるのが…」
「時空管理局執務官を勤めている、クロノ・ハラオウンだ。宜しく頼む。」
そう言ってリンディ・ハラオウンとクロノがフェイトと智哉に挨拶する。フェイトは手錠のようなもので封じられた掌で握っていた、罅の入ったバルディッシュを見つめるだけだった。智哉はというと、
「こちらこそ宜しくお願いします。リンディ提督にクロノ執務官。」
軽くお辞儀をしながら淡白に答える。互いの挨拶を終えたリンディはなのはに、
(…母親が逮捕されるシーンを見せるのは忍びないわ。フェイトさんを何処か別の部屋に案内してあげて?)
と思念通話で伝えた。なのはがフェイトを連れ出そうとした時、大画面にはプレシア・テスタロッサが包囲されていた。
プレシアは管理局の武装局員に全面包囲されているにも関わらず、涼しい顔をしていた。
局員が何かを見つけたらしい。
………それは驚愕の事実だった。
画面に映し出された映像は何とフェイトと同じ体格、同じ顔、終いには髪の色まで同じなのだ。艦内にいた全員が目を丸くする。その中でも一際驚いていたのは間違い無くフェイト本人だった。何故なら、今映し出されている、カプセルの中で浮かんでいる少女は、自分と瓜二つなのだから。
これは一体どういうことなのか。
何故自分と全く同じ人が目の前に映っているのか。
フェイトには何が何だかさっぱりだった。
プレシアがフェイトに言う。
もう自分の娘――アリシア・テスタロッサ――の代わりの人形であるフェイトを娘扱いするのを終わりにする、と。
折角アリシアの記憶を与えたのに、似ているのは見た目だけだ、と。
役立たずでちっとも使えない人形だ、と。
……そして最後に、フェイトにとって自分の母親から、いや、母親だと思っていた人に全てを否定される言葉を投げ掛けられたのだ。
「フェイト。あなたを作り出してから私は、あなたの事が………」
『大嫌いだったのよ!!』
その言葉にフェイトは全身から全ての力が抜け、バルディッシュを握る事も出来ず床に落とし、砕けてしまった。それとほぼ同時にフェイトは意識を失ってしまった………。
局員の回収が終了すると、オペレーターのエイミィが叫ぶ。
「大変、大変!ちょっと見てください!!屋敷内に魔力反応多数!!!」
それにいつも冷静なクロノも過剰に反応した。
敵の総数が60…80…とまだ増え続ける。
アリシアが眠っているカプセルを宙に浮かせ、広間へ出てきたプレシアは9個のジュエルシードを発動させ、
「私達は旅立つの!……忘れられた都、アルハザードへ!!そして、私とアリシアはアルハザードで全ての過去を取り戻すの!!!」
狂ったように笑いながら、そう叫ぶのだった。
プレシアの下へ送られた武装局員全員が一瞬にして先頭不能になった現実。その魔力は現役を退いたと言われても、圧巻としか言いようが無かった。そんな状況を目の前で見た智哉は、
「……管理局の一般兵ってあの程度かよ。」
とても素直な感想だった。しかし、自分の空気を読めていない発言に気付いたのは周りの冷たい視線に気付いた時だった。そしてその発言に和麻は、
「ならば、今からでも遅くは無い。局員の変わりにお前一人を送り込んでプレシアを拘束して来て貰おうか。」
そう言って、智哉に前言を撤回させる………はずだった。しかし智哉の発した言葉は、
「それは構わんが、言うのが遅かったようだ。さっき局員を転送させた位置にはもう魔方陣は敷けなくなっている。あの要塞のような城を包み込むように結界が張られた。しかも並大抵の攻撃じゃ傷一つ付けられやしないだろう。」
と、全く逆どころか画面では無く、外の様子を客観的に分析していたのだ。それも、自分一人で行くことを想定してだろう。
智哉はこう続ける。
「あれに突入するには人並外れた一撃を加えなきゃならん。だが、仮にアースラ程やそれ以上の大きさを誇る艦が砲撃を加えるとなると、結界諸共要塞を吹き飛ばしてしまい、計画がパー。違うか?」
智哉は自分の推察を述べ、和麻に尋ねる。和麻は違わない、多分…いや確実にそうなるだろうと一言。確認が取れると、話を続ける。
「そこでだ。オレがあの結界を破壊する。結界の破壊を確認次第なのはとお前に要塞へ突入して貰う。これでどうだ?」
和麻、なのは、クロノ、そしてリンディに同意を求める智哉。しかし和麻が、
「お前が一人でプレシアを捕まえるんじゃ無かったのか?さっき言った事を忘れたとは言わせん。」
和麻が話を逸らすなと言う様な顔で抗議する。智哉ははぁ、と溜め息を吐きながら和麻に、むしろその場にいた全員に、
「……んじゃ、お前があの結界を100%破壊出来るのか?それともなのはがやるのか?それともクロノか?誰にせよ、正直に言ってプレシアを拘束するのならば、あの結界を破壊しなければ話にならん。」
と話す。それならばオレが喜んで一人で突入して見事拘束して来てやろうと。智哉の言葉に全員沈黙してしまった。その沈黙が暫く続く中で最初に口を開いたのは和麻だった。
「………だったら聞こう。その結界の破壊をお前は100%成功させる事が出来るのか?」
「出来なきゃお前の思惑通りオレはさっき言った言葉を訂正した。それにオレが口で言うよりも、お前らの目で確かめた方が良いだろ?」
智哉は和麻の問いに即答。その場にいた者は智哉の意見に賛同せざるを得なかった。おまけと言っては難だが、
「っつーかお前さ、SSランクにもなってんだったら、あの結界位破壊出来なきゃ終わってるだろ……。」
智哉は和麻に自分との実力の差を指し示すように言う。和麻は何も言い返すことが出来ず、ただ黙っていただけだった。
「そういう訳だ。この調子だと次元断層が起きるまで後少ししかないだろう。オレは今から結界を破壊する。それまでに準備しておけよ。」
そう言った智哉は、転送装置の下へ走って行った。その行動力、発言力や自分の力に対する揺らぐことの無い自身。全てにおいて彼は逸脱していた。クロノは、
「……彼は一体何者なのですか?総部隊長とは親しいと見えますが。」
誰もが疑問に思っているであろう事をクロノが代表して和麻に尋ねる。すると、
「……昔からの親友だ。アイツが何故デバイスを持っているのか、何故あれ程までに落ち着いていられるのか、……そして何よりあの強さは、あの自身は何処から来るのか。……私も一切解らん。だから後で全て吐かせるつもりだ。」
和麻は答えた。そうですか、とクロノやリンディ、なのはやユーノも複雑そうな顔をする。そんな時、エイミィより、
「智哉さんを転送しました!これより攻撃を開始するとの事です!!」
その合図に、全員が一斉に動き出した。
~後書き~
第4話、どうでしたかね~?w
元々の話と比べたら、だいたい12話始まるくらいまで来ましたかねw
後少しで第1章終わる事が出来そうですww
そして、未だ続くこのハイペースな更新ww
・・・・・・何時まで持つのやらwwww
2007年11月24日土曜日
<第3話 本気の戦い>
二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』
<第3話 本気の戦い>
フェイトもなのはも残存魔力は殆ど残っていなかったのだが、和麻と智哉の参戦(どちらかと言うと乱入と言った方が良いだろう)で戦闘を一時中断したため、僅かながらでも回復したのだった。互いの能力は均衡していると、二人は悟っているだろう。回復したとはいえ、ほんの気休め程度。次の一撃で勝敗が決するであろう、とフェイトは思う。なのはも同じように思ったに違いない。
先に仕掛けたのはフェイトだった。
フェイトを中心に途轍もなく巨大な魔方陣が敷かれる。
それを見たなのはは、フェイトの詠唱時間を潰そうと考えた刹那、自分の周りに小規模の魔方陣が次々と現れては消える不思議な現象に戸惑ってしまう。
≪Phalanx Shift≫
バルディッシュがそう言い終わると、フェイトの周りには電撃を帯びた無数の球体が現れた。それに対しなのははレイジング・ハートを構えようとするが、フェイトのバインドがそれを阻んだ。
「ライトニング・バインド!」
そう唱えると、なのはの両手をバインドが固定して、身動きを取れなくしたのだ。それを見ていたフェレット――ユーノ・スクライア――と使い魔――アルフ――はなのはをサポートしようとするが……
「だめ~!!!」
と、なのはに一蹴されてしまう。
この戦いは最初で最後、全力全開の一騎打ちなのだから、二人は手を出すなと。私は大丈夫だからと。
「……アルカス、クルタス、エイギアス。……疾風なりし天神よ。今導きの下撃ちかかれ。……バルエル、ザルウェル、ブラウゼル。フォトン・ランサー!ファランクス・シフト!!」
詠唱を終えると、手を頭上に伸ばし、なのはに向かって振り下ろす!
「打ち砕け!ファイヤー!!」
フェイトの攻撃指令と同時に、周りに展開されている無数の球体が容赦無く、それも五月雨のようになのはに降り注ぎ、直撃した!刹那、大爆発が起こる。
フェイトは残存魔力がもうシールドすら展開出来るか出来ないかの瀬戸際だった。
これで、なのはに勝ったと思った。
これで、母さんに喜んでもらえると。
また、昔のように母さんが笑ってくれると。
・
・
・
・
・
……しかし、現実は甘くは無かった。勝利の女神はフェイトには微笑まなかったのだ。爆発後の煙が晴れると、そこには魔方陣を展開し砲撃の態勢を取っているなのはの姿があった。
「……受けてみて!ディバイン・バスターのバリエーション!!」
≪Starlight Breaker≫
(……まずい。あれを受けたら確実に負ける…!)
フェイトは本能でそう感じ取った。無理も無い。たった今、最大魔力を使い、必殺の一撃を直撃させたはずだった。そんな相手が集められる魔力では無いのだから。
フェイトは残りの力を振り絞って、その場から退避しようとした時、なのはのバインドによって捕まってしまった。解こうにもフェイトにはそんな余力は残っていなかった。そして、
「これが私の全力全開!!!スターライト………ブレイカー!!!!!!」
それは圧巻だった。レイジング・ハートから放たれた一撃は最早存在自体を消し去ってしまいそうな、そんな一撃だった。
魔力に気付いた時にはもう遅かった。一箇所に集められ惜しみなく解き放たれた魔力の奔流は、一直線にフェイトへ向かう。
「フェイトおおおおおおぉぉぉおおおおぉぉ!!!!!!」
和麻と剣を交えていた智哉が、剣を払い除けてフェイトの下へ疾走しながら叫ぶ。
(数秒、後数秒で良いからもってくれ!!!!)そう神に願いながら、フェイトに手を、腕を命一杯伸ばした。
……しかし、智哉の願いはフェイトの直前、いや、目の前で儚く散った。フェイトはなのはの放った魔力の奔流に飲み込まれてしまった。奔流はそのまま海面へ垂直に突っ込んで、もの凄い水飛沫を辺りに撒き散らした。
神はなんて非情なのだろうか。
神はなんて無情なのだろうか。
神はどうして何時も自分に関わった人ばかりを酷い目に合わせようとするのだろうか。
智哉は誓ったはずだった。
………あの時、もう二度と自分の周りの人を傷付けさせまい、と。
智哉は目の前の奔流をただ見つめるしか出来なかった。
あと少し早く、なのはの詠唱に気付いていればあと少し速く、フェイトの下へ辿り着ければ
フェイトを助ける事が出来たのに。
そう自分で自分を責めるしかなかった。今は、フェイトが生きていてくれるのを願い、奔流が収まるのをただ待つ事しかなかった。
やがて、極太の奔流は消え、意識を失ったフェイトが姿を見せる。すかさず智哉はフェイトを抱いた。
「フェイト!フェイト!しっかりするんだ!!フェイト!」
智哉が必死に呼び掛ける。なのはもフェイトを抱いている智哉の傍に下りてきた。すると、フェイトはゆっくり目を開いた。
「……ごめんね、フェイトちゃん。……大丈夫?」
なのはが心配そうに呼んだ。それに対し、フェイトは、
「……うん。」
短いが、ゆっくり確実に頷いた。今度は智哉がフェイトに優しく問い掛ける。
「……済まなかった、後少し早く気が付けばこんな事にならずに済んだのに。……こんなにボロボロになったのはオレのせいだ。……本当に済まない。」
ただただ智哉はフェイトに謝った。その時フェイトは、智哉の声が少し震えているような気がした。だからとは言わないが、
「……結局、またこうやって抱っこされちゃいましたね。」
恥ずかしそうにしながらも、智哉の顔を見つめて答えるフェイト。当の智哉は(何かを感じ取られたのかもな。)と思いながらも(有難う。)と感謝の意を心の中で表した。そのやり取りを見ていたなのはは、間が空いたためフェイトに、
「……私の勝ち、だよね。」と微笑みながら少し遠慮しがちに言うと、フェイトも頷いた。すると、
≪Put Out≫
バルディッシュは主が負けを認めたため、賭けの対象であったジュエルシード全てをコアから取り出し、空中に浮かべた。そしてフェイトは智哉に、「……もう一人で飛べますから。」と言って、下ろして貰った。
気が付くと一気に空が黒く染まり、紫色の雷がフェイトに照準を合わせ、襲って来た。しかし、智哉はそれを見逃さず、フェイトを庇い、自分が雷を浴びた。それを見たフェイトは、
「智哉さん!!!!」と、自分を庇って雷撃を浴びてしまった智哉に叫んだ。それに対し、
「……ん?どうしました?姫。」
と、今何か起こったのかと言いたげな顔をしながら心底心配してくれているフェイトに意地悪く智哉は言ってみる。「姫の周りに浮かんでいたジュエルシードは全て持って行かれましたが。」と、更に一言付け加えて。
物質転送をするための歪んだ空間を時空管理局は見逃さなかった。和麻は次元航行艦―― アースラ ――に連絡、絶対に逃すなよと釘を指した。
管理局空軍総部隊長自らこの世界に来ていたと知ったのは、なのはとフェイトの戦闘を止めに入った時だったため、その時艦にいた者が驚きを隠せずにいた。それはリンディ提督も例外では無かった程である。
フェイトと何らかの関連がある、プレシア・テスタロッサが安易に物質転送を行ったお陰で、居場所が判明、それを和麻と待機させていた管理局員に伝えるリンディ。すると和麻は、
「一旦、私もアースラへ転移する。ヤツ(智哉)から色々聞き出さなければならないこともあるからな。それに、私がアースラに転移すれば、わざわざそちらで発動させる手間も省けるだろうからな。」
と言ってリンディの返事を受けた後一旦通信を切り、公園で戦闘を見ていたユーノとアルフ、現在目の前にいるなのは、フェイト、そして智哉に同行を求めた。その言葉には、初めて対峙した時のような威圧感は含まれていなかった。
ユーノとアルフは思念通話で。なのはとフェイトは同行に頷き、智哉を見る。それで決心したのか、または言われる前からその気だったのかは判断し兼ねるが、智哉は分かったと一言だけ。
全員の承諾を得ると、自分を含め六人が一度に転移出来る程の大きさの魔方陣を展開、アースラへ移動した。
~後書き~
今回も前回に続き、アップがメチャクチャ早いね~、と感じていますw
さてさて、今回はなのはとフェイトの一騎打ちがメインでしたw
いかがだったでしょう?w
そろそろ第1章も終わりに近づいていますw
この調子でアップし続けれると良いな~、と思ってる今日この頃でしたw
<第3話 本気の戦い>
フェイトもなのはも残存魔力は殆ど残っていなかったのだが、和麻と智哉の参戦(どちらかと言うと乱入と言った方が良いだろう)で戦闘を一時中断したため、僅かながらでも回復したのだった。互いの能力は均衡していると、二人は悟っているだろう。回復したとはいえ、ほんの気休め程度。次の一撃で勝敗が決するであろう、とフェイトは思う。なのはも同じように思ったに違いない。
先に仕掛けたのはフェイトだった。
フェイトを中心に途轍もなく巨大な魔方陣が敷かれる。
それを見たなのはは、フェイトの詠唱時間を潰そうと考えた刹那、自分の周りに小規模の魔方陣が次々と現れては消える不思議な現象に戸惑ってしまう。
≪Phalanx Shift≫
バルディッシュがそう言い終わると、フェイトの周りには電撃を帯びた無数の球体が現れた。それに対しなのははレイジング・ハートを構えようとするが、フェイトのバインドがそれを阻んだ。
「ライトニング・バインド!」
そう唱えると、なのはの両手をバインドが固定して、身動きを取れなくしたのだ。それを見ていたフェレット――ユーノ・スクライア――と使い魔――アルフ――はなのはをサポートしようとするが……
「だめ~!!!」
と、なのはに一蹴されてしまう。
この戦いは最初で最後、全力全開の一騎打ちなのだから、二人は手を出すなと。私は大丈夫だからと。
「……アルカス、クルタス、エイギアス。……疾風なりし天神よ。今導きの下撃ちかかれ。……バルエル、ザルウェル、ブラウゼル。フォトン・ランサー!ファランクス・シフト!!」
詠唱を終えると、手を頭上に伸ばし、なのはに向かって振り下ろす!
「打ち砕け!ファイヤー!!」
フェイトの攻撃指令と同時に、周りに展開されている無数の球体が容赦無く、それも五月雨のようになのはに降り注ぎ、直撃した!刹那、大爆発が起こる。
フェイトは残存魔力がもうシールドすら展開出来るか出来ないかの瀬戸際だった。
これで、なのはに勝ったと思った。
これで、母さんに喜んでもらえると。
また、昔のように母さんが笑ってくれると。
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……しかし、現実は甘くは無かった。勝利の女神はフェイトには微笑まなかったのだ。爆発後の煙が晴れると、そこには魔方陣を展開し砲撃の態勢を取っているなのはの姿があった。
「……受けてみて!ディバイン・バスターのバリエーション!!」
≪Starlight Breaker≫
(……まずい。あれを受けたら確実に負ける…!)
フェイトは本能でそう感じ取った。無理も無い。たった今、最大魔力を使い、必殺の一撃を直撃させたはずだった。そんな相手が集められる魔力では無いのだから。
フェイトは残りの力を振り絞って、その場から退避しようとした時、なのはのバインドによって捕まってしまった。解こうにもフェイトにはそんな余力は残っていなかった。そして、
「これが私の全力全開!!!スターライト………ブレイカー!!!!!!」
それは圧巻だった。レイジング・ハートから放たれた一撃は最早存在自体を消し去ってしまいそうな、そんな一撃だった。
魔力に気付いた時にはもう遅かった。一箇所に集められ惜しみなく解き放たれた魔力の奔流は、一直線にフェイトへ向かう。
「フェイトおおおおおおぉぉぉおおおおぉぉ!!!!!!」
和麻と剣を交えていた智哉が、剣を払い除けてフェイトの下へ疾走しながら叫ぶ。
(数秒、後数秒で良いからもってくれ!!!!)そう神に願いながら、フェイトに手を、腕を命一杯伸ばした。
……しかし、智哉の願いはフェイトの直前、いや、目の前で儚く散った。フェイトはなのはの放った魔力の奔流に飲み込まれてしまった。奔流はそのまま海面へ垂直に突っ込んで、もの凄い水飛沫を辺りに撒き散らした。
神はなんて非情なのだろうか。
神はなんて無情なのだろうか。
神はどうして何時も自分に関わった人ばかりを酷い目に合わせようとするのだろうか。
智哉は誓ったはずだった。
………あの時、もう二度と自分の周りの人を傷付けさせまい、と。
智哉は目の前の奔流をただ見つめるしか出来なかった。
あと少し早く、なのはの詠唱に気付いていればあと少し速く、フェイトの下へ辿り着ければ
フェイトを助ける事が出来たのに。
そう自分で自分を責めるしかなかった。今は、フェイトが生きていてくれるのを願い、奔流が収まるのをただ待つ事しかなかった。
やがて、極太の奔流は消え、意識を失ったフェイトが姿を見せる。すかさず智哉はフェイトを抱いた。
「フェイト!フェイト!しっかりするんだ!!フェイト!」
智哉が必死に呼び掛ける。なのはもフェイトを抱いている智哉の傍に下りてきた。すると、フェイトはゆっくり目を開いた。
「……ごめんね、フェイトちゃん。……大丈夫?」
なのはが心配そうに呼んだ。それに対し、フェイトは、
「……うん。」
短いが、ゆっくり確実に頷いた。今度は智哉がフェイトに優しく問い掛ける。
「……済まなかった、後少し早く気が付けばこんな事にならずに済んだのに。……こんなにボロボロになったのはオレのせいだ。……本当に済まない。」
ただただ智哉はフェイトに謝った。その時フェイトは、智哉の声が少し震えているような気がした。だからとは言わないが、
「……結局、またこうやって抱っこされちゃいましたね。」
恥ずかしそうにしながらも、智哉の顔を見つめて答えるフェイト。当の智哉は(何かを感じ取られたのかもな。)と思いながらも(有難う。)と感謝の意を心の中で表した。そのやり取りを見ていたなのはは、間が空いたためフェイトに、
「……私の勝ち、だよね。」と微笑みながら少し遠慮しがちに言うと、フェイトも頷いた。すると、
≪Put Out≫
バルディッシュは主が負けを認めたため、賭けの対象であったジュエルシード全てをコアから取り出し、空中に浮かべた。そしてフェイトは智哉に、「……もう一人で飛べますから。」と言って、下ろして貰った。
気が付くと一気に空が黒く染まり、紫色の雷がフェイトに照準を合わせ、襲って来た。しかし、智哉はそれを見逃さず、フェイトを庇い、自分が雷を浴びた。それを見たフェイトは、
「智哉さん!!!!」と、自分を庇って雷撃を浴びてしまった智哉に叫んだ。それに対し、
「……ん?どうしました?姫。」
と、今何か起こったのかと言いたげな顔をしながら心底心配してくれているフェイトに意地悪く智哉は言ってみる。「姫の周りに浮かんでいたジュエルシードは全て持って行かれましたが。」と、更に一言付け加えて。
物質転送をするための歪んだ空間を時空管理局は見逃さなかった。和麻は次元航行艦―― アースラ ――に連絡、絶対に逃すなよと釘を指した。
管理局空軍総部隊長自らこの世界に来ていたと知ったのは、なのはとフェイトの戦闘を止めに入った時だったため、その時艦にいた者が驚きを隠せずにいた。それはリンディ提督も例外では無かった程である。
フェイトと何らかの関連がある、プレシア・テスタロッサが安易に物質転送を行ったお陰で、居場所が判明、それを和麻と待機させていた管理局員に伝えるリンディ。すると和麻は、
「一旦、私もアースラへ転移する。ヤツ(智哉)から色々聞き出さなければならないこともあるからな。それに、私がアースラに転移すれば、わざわざそちらで発動させる手間も省けるだろうからな。」
と言ってリンディの返事を受けた後一旦通信を切り、公園で戦闘を見ていたユーノとアルフ、現在目の前にいるなのは、フェイト、そして智哉に同行を求めた。その言葉には、初めて対峙した時のような威圧感は含まれていなかった。
ユーノとアルフは思念通話で。なのはとフェイトは同行に頷き、智哉を見る。それで決心したのか、または言われる前からその気だったのかは判断し兼ねるが、智哉は分かったと一言だけ。
全員の承諾を得ると、自分を含め六人が一度に転移出来る程の大きさの魔方陣を展開、アースラへ移動した。
~後書き~
今回も前回に続き、アップがメチャクチャ早いね~、と感じていますw
さてさて、今回はなのはとフェイトの一騎打ちがメインでしたw
いかがだったでしょう?w
そろそろ第1章も終わりに近づいていますw
この調子でアップし続けれると良いな~、と思ってる今日この頃でしたw
<第2話 漆黒の騎士>
二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』
<第2話 漆黒の騎士>
フェイトは驚きと恥ずかしさを隠せず、俯いたままだった。何せ今現在自分は、漆黒のジャケットアーマーに身を包んだ青年――神崎智哉――にそれこそ<お姫様抱っこ>をされた状態なのだから無理も無い。
「宜しければ、お名前をお聞かせ願えたいのですが?」
お姫様抱っこの状態でお姫様――フェイト――に問うとフェイトは、
「………ぇと、フェイト・テスタロッサと言います。………それに私、お姫様じゃないです。」
抱っこされた状態で、消え入りそうな程の小声で智哉に話す。そんな小さな声でも智哉には十分聞こえていた。少し間を置いてフェイトが智哉に、
「……お名前伺っても宜しいですか?」
と、これも小声ではあるが礼儀正しく問う。それに対し智哉は、
「オレの名は神崎智哉。以後、お見知りおきを。フェイト姫。」
と、智哉は赤面顔が今でも続いているフェイトの顔を(本当に可愛い子だな~。)と思いながらマジマジと覗きつつ、小声には小声で応えようと囁いた。
智哉はフェイトをそっと自分の傍に下ろし、少女と謎の青年の方を向き、睨み付けた。
「………。……私の招雷弾をそこまで容易く受け止めたのは貴様が初めてだ。私はこれでも管理局に所属するSSランク魔導騎士なのだがな……貴様、一体何者だ?」
管理局に所属していると言う自称SSランクの青年は、逆に智哉を睨み返して問う。
「……名乗る必要は無い。オレは相手の言うことに従うのが嫌いでね。………それに、お姫様みたいに可愛い少女へ寄って集るなんて最悪だな。」
フェイトの肩を極々自然に抱きながら青年に向かって言う。肩に智哉の手が優しく触れた刹那、ビクッと体を震わせ、赤面していたフェイトの顔が更に紅く蒸発してしまいそうになっている事に対し、智哉は気付くことは無かった。そんな状態で智哉は、
「そもそも、人に名前を聞く前に、まず自分から名乗れってどっかで教わらなかったのか?」
青年は虚を突かれ、自分に言い聞かせた。何故、それに気付かなかったのか、と。そして、
「……それは失礼をした。しかし、直ぐに戦闘が終わるであったろうからな、必要無いと判断したまでだ。」
と言い訳染みた発言の後、
「……ならば、改めて自己紹介といこうか。私は時空管理局所属空軍総部隊長、『神速の如き白銀の稲妻』宮沢和麻だ。そして、我がデバイスの名は『雷帝の神剣、カラドボルグ』だ。」
カラドボルグと呼ばれた剣を高々と頭上に掲げ改めて自己紹介をする和麻。そのド派手な紹介とは別に、智哉は驚きを隠せずにいた………そう、別の理由で。
・
・
・
・
・
・
『みやざわ かずま』その言葉に耳を疑った。子供の頃、何時でもどんな時でも一緒に居た四人の中の一人で、自分にとって最高の友人であり、好敵手である『宮沢和麻』と名前(読み方)が全く同じだった。
(……同じ名前(読み方)でも、字が違うかもしれないじゃないか。何を動揺しているんだ。まだ、『アイツ』だと決まった訳じゃないんだ。……落ち着け、オレ……。)
心の中で自分の同様を何とか抑えようと必死になる。そんな時、和麻は智哉に、
「何をしている、次は貴様の番だろう。私の自己紹介はとうに済んだんだからな。」
そう言って急かして来る。ここでもし、自分の名前を明かすとどうなるか、その事で頭が一杯の智哉を更に混乱させる。さっきの様子とはまるで違う智哉に気付いたフェイトは、
「……どうしたんですか?」とさっきまでの蒸発しそうな程に紅かった顔とは打って変わって、本当に心配そうな顔で、心配そうな声で聞いてくる。 フェイトに気付いた智哉は、
「……大丈夫。姫は何も心配する必要は御座いません。」と、さっきの口調でフェイトの頭を優しく撫でながら答えた。そして、
「……遅れて済まなかったな。改めて、自己紹介だ。オレの名は神崎智哉。所属等は別にしていない。そして、………出でよ我が相棒、『終焉の聖剣 ラグナロク』!!!」
その名を叫ぶと、魔方陣が展開された。凄まじい魔力の波動が辺りに撒き散らされる。中心から魔方陣により召喚された漆黒に染まり、刀身が二つに分かれている未だ嘗て見たことも無いような剣を智哉は握り締め、
「これがオレの相棒であり、デバイスのラグナロクだ。オレの姿の一部始終を見た者は皆こう言う、『全てを終焉へ導く漆黒の闇』と。」
さっきまでの調子や様子とは180度変わり、智哉からは遠くに居ても、魔導士ならばビリビリと感じさせる程の魔力を辺り一面を放ち支配していた。しかし、その智哉の直ぐ傍にいたフェイトは、何故かそんなものは一切感じはしなかった。
その凄まじい程の威圧感溢れた自己紹介に、今度は和麻が驚いたのだった。
「……何故、お前がそんな格好をしてここにいる?」
智哉に和麻は恐る恐る尋ねると、
「可愛いお姫様に二人がかりってのが、オレの気に障ってね。」
智哉は傍にいたフェイトの頭を優しく撫でながら言う。すると、
「………まともに話す気が無いのなら、私がお前に勝って吐かせてやるまでだ!!」
和麻はそう言い放ち、刹那、
「疾きこと雷の斬撃!疾風迅雷!!」
和麻はそれこそ閃光の如き速さで切り掛かって来た。智哉を薙ぎ払おうとしただけでなく、避けられた場合、そのままフェイトを捕獲しようと考えていた。むしろ、さっき放った一撃を片手で易々と受け止めた智哉に当たる事は無いと割り切って、最初から狙いはフェイトの方にあった。
智哉は咄嗟にフェイトをお姫様抱っこし、詠唱無しで転移魔法陣を展開、作動させ攻撃を回避しつつ、なのはの背後側に移動した。和麻の真の意図を読んだのかは判らかったが。
「……今のは危なかったな」
そう呟くと、抱きかかえていたフェイトを下ろして、
「フェイトはあの子と戦ってたんだろ?仕切り直して、やり合うと良い。今度は助けてやれないかもしれないぞ?オレはちょっと用事が出来たからな。」
と、手を握り、立てた親指を和麻に向けて言う。それに対しフェイトは、
「はい、もう負けません!」
決意の瞳で智哉に誓いを立てる。しかし、
「……それに……」
そう続けてすぐに俯いてしまった。不思議に思った智哉は、
「それに?」
と、聞き返した。俯いていたフェイトは、
「……負けそうになったら、あんな恥ずかしい格好をまたさせられちゃいますから。」
と、顔を紅く染めながら消え入りそうな声で答えた。
恥ずかしい格好とは何かを少し考えて、一つの答えに智哉は辿り着き、
「姫、お姫様抱っこなら何時でもして差し上げますよ?」
そう意地悪く、笑顔で一言だけ言い残し、和麻のいる反対側へ向かって行った。フェイトはその後姿に、「……もぅ。意地悪なんですから。」と囁いた。心の中では(有難う御座います。)と感謝の意を表しながら。そして、改まった表情でなのはの方に顔を、体を向けた。
~後書き~
第2話でした~w
いや~、今回は「なのは10話」の話にあたるのですが……、一話分で終わりませんでしたww
まあ、オリジナルの話が絡んでいるんで、当たり前と言えば当たり前なのですがねw
あ~、はいはい。って言われそうな内容でしたが、仕様ですwww
<第2話 漆黒の騎士>
フェイトは驚きと恥ずかしさを隠せず、俯いたままだった。何せ今現在自分は、漆黒のジャケットアーマーに身を包んだ青年――神崎智哉――にそれこそ<お姫様抱っこ>をされた状態なのだから無理も無い。
「宜しければ、お名前をお聞かせ願えたいのですが?」
お姫様抱っこの状態でお姫様――フェイト――に問うとフェイトは、
「………ぇと、フェイト・テスタロッサと言います。………それに私、お姫様じゃないです。」
抱っこされた状態で、消え入りそうな程の小声で智哉に話す。そんな小さな声でも智哉には十分聞こえていた。少し間を置いてフェイトが智哉に、
「……お名前伺っても宜しいですか?」
と、これも小声ではあるが礼儀正しく問う。それに対し智哉は、
「オレの名は神崎智哉。以後、お見知りおきを。フェイト姫。」
と、智哉は赤面顔が今でも続いているフェイトの顔を(本当に可愛い子だな~。)と思いながらマジマジと覗きつつ、小声には小声で応えようと囁いた。
智哉はフェイトをそっと自分の傍に下ろし、少女と謎の青年の方を向き、睨み付けた。
「………。……私の招雷弾をそこまで容易く受け止めたのは貴様が初めてだ。私はこれでも管理局に所属するSSランク魔導騎士なのだがな……貴様、一体何者だ?」
管理局に所属していると言う自称SSランクの青年は、逆に智哉を睨み返して問う。
「……名乗る必要は無い。オレは相手の言うことに従うのが嫌いでね。………それに、お姫様みたいに可愛い少女へ寄って集るなんて最悪だな。」
フェイトの肩を極々自然に抱きながら青年に向かって言う。肩に智哉の手が優しく触れた刹那、ビクッと体を震わせ、赤面していたフェイトの顔が更に紅く蒸発してしまいそうになっている事に対し、智哉は気付くことは無かった。そんな状態で智哉は、
「そもそも、人に名前を聞く前に、まず自分から名乗れってどっかで教わらなかったのか?」
青年は虚を突かれ、自分に言い聞かせた。何故、それに気付かなかったのか、と。そして、
「……それは失礼をした。しかし、直ぐに戦闘が終わるであったろうからな、必要無いと判断したまでだ。」
と言い訳染みた発言の後、
「……ならば、改めて自己紹介といこうか。私は時空管理局所属空軍総部隊長、『神速の如き白銀の稲妻』宮沢和麻だ。そして、我がデバイスの名は『雷帝の神剣、カラドボルグ』だ。」
カラドボルグと呼ばれた剣を高々と頭上に掲げ改めて自己紹介をする和麻。そのド派手な紹介とは別に、智哉は驚きを隠せずにいた………そう、別の理由で。
・
・
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『みやざわ かずま』その言葉に耳を疑った。子供の頃、何時でもどんな時でも一緒に居た四人の中の一人で、自分にとって最高の友人であり、好敵手である『宮沢和麻』と名前(読み方)が全く同じだった。
(……同じ名前(読み方)でも、字が違うかもしれないじゃないか。何を動揺しているんだ。まだ、『アイツ』だと決まった訳じゃないんだ。……落ち着け、オレ……。)
心の中で自分の同様を何とか抑えようと必死になる。そんな時、和麻は智哉に、
「何をしている、次は貴様の番だろう。私の自己紹介はとうに済んだんだからな。」
そう言って急かして来る。ここでもし、自分の名前を明かすとどうなるか、その事で頭が一杯の智哉を更に混乱させる。さっきの様子とはまるで違う智哉に気付いたフェイトは、
「……どうしたんですか?」とさっきまでの蒸発しそうな程に紅かった顔とは打って変わって、本当に心配そうな顔で、心配そうな声で聞いてくる。 フェイトに気付いた智哉は、
「……大丈夫。姫は何も心配する必要は御座いません。」と、さっきの口調でフェイトの頭を優しく撫でながら答えた。そして、
「……遅れて済まなかったな。改めて、自己紹介だ。オレの名は神崎智哉。所属等は別にしていない。そして、………出でよ我が相棒、『終焉の聖剣 ラグナロク』!!!」
その名を叫ぶと、魔方陣が展開された。凄まじい魔力の波動が辺りに撒き散らされる。中心から魔方陣により召喚された漆黒に染まり、刀身が二つに分かれている未だ嘗て見たことも無いような剣を智哉は握り締め、
「これがオレの相棒であり、デバイスのラグナロクだ。オレの姿の一部始終を見た者は皆こう言う、『全てを終焉へ導く漆黒の闇』と。」
さっきまでの調子や様子とは180度変わり、智哉からは遠くに居ても、魔導士ならばビリビリと感じさせる程の魔力を辺り一面を放ち支配していた。しかし、その智哉の直ぐ傍にいたフェイトは、何故かそんなものは一切感じはしなかった。
その凄まじい程の威圧感溢れた自己紹介に、今度は和麻が驚いたのだった。
「……何故、お前がそんな格好をしてここにいる?」
智哉に和麻は恐る恐る尋ねると、
「可愛いお姫様に二人がかりってのが、オレの気に障ってね。」
智哉は傍にいたフェイトの頭を優しく撫でながら言う。すると、
「………まともに話す気が無いのなら、私がお前に勝って吐かせてやるまでだ!!」
和麻はそう言い放ち、刹那、
「疾きこと雷の斬撃!疾風迅雷!!」
和麻はそれこそ閃光の如き速さで切り掛かって来た。智哉を薙ぎ払おうとしただけでなく、避けられた場合、そのままフェイトを捕獲しようと考えていた。むしろ、さっき放った一撃を片手で易々と受け止めた智哉に当たる事は無いと割り切って、最初から狙いはフェイトの方にあった。
智哉は咄嗟にフェイトをお姫様抱っこし、詠唱無しで転移魔法陣を展開、作動させ攻撃を回避しつつ、なのはの背後側に移動した。和麻の真の意図を読んだのかは判らかったが。
「……今のは危なかったな」
そう呟くと、抱きかかえていたフェイトを下ろして、
「フェイトはあの子と戦ってたんだろ?仕切り直して、やり合うと良い。今度は助けてやれないかもしれないぞ?オレはちょっと用事が出来たからな。」
と、手を握り、立てた親指を和麻に向けて言う。それに対しフェイトは、
「はい、もう負けません!」
決意の瞳で智哉に誓いを立てる。しかし、
「……それに……」
そう続けてすぐに俯いてしまった。不思議に思った智哉は、
「それに?」
と、聞き返した。俯いていたフェイトは、
「……負けそうになったら、あんな恥ずかしい格好をまたさせられちゃいますから。」
と、顔を紅く染めながら消え入りそうな声で答えた。
恥ずかしい格好とは何かを少し考えて、一つの答えに智哉は辿り着き、
「姫、お姫様抱っこなら何時でもして差し上げますよ?」
そう意地悪く、笑顔で一言だけ言い残し、和麻のいる反対側へ向かって行った。フェイトはその後姿に、「……もぅ。意地悪なんですから。」と囁いた。心の中では(有難う御座います。)と感謝の意を表しながら。そして、改まった表情でなのはの方に顔を、体を向けた。
~後書き~
第2話でした~w
いや~、今回は「なのは10話」の話にあたるのですが……、一話分で終わりませんでしたww
まあ、オリジナルの話が絡んでいるんで、当たり前と言えば当たり前なのですがねw
あ~、はいはい。って言われそうな内容でしたが、仕様ですwww
2007年11月23日金曜日
やっと出来たオレの・・・・・・
今まで作ってみたいな~・・・・・・とか思ってたけど、今日ようやっと形を作ることに成功ですよw
プログラミングがあぼーんなオレにとってはとてつもない試練・・・・・・・・・・・・かと思いきや、実際そうでも無かったりww
・・・・・まあ、それなりには勿論・・・・・・・いえ、マジ死に物狂いでした。(T_T)
それでも、既にホームページを持ってるオレの友達に色々教わったので、とてーも自分のためになりましたw
http://mugen6239inthechaos.web.fc2.com/
良かったら身に来てくださいなw
・・・・・・でもまだカウンター付けてないんで何人の方が身に来てくれたのか全く判らないのは内緒ww
プログラミングがあぼーんなオレにとってはとてつもない試練・・・・・・・・・・・・かと思いきや、実際そうでも無かったりww
・・・・・まあ、それなりには勿論・・・・・・・いえ、マジ死に物狂いでした。(T_T)
それでも、既にホームページを持ってるオレの友達に色々教わったので、とてーも自分のためになりましたw
http://mugen6239inthechaos.web.fc2.com/
良かったら身に来てくださいなw
・・・・・・でもまだカウンター付けてないんで何人の方が身に来てくれたのか全く判らないのは内緒ww
2007年11月21日水曜日
第1章 <1話 新たな出会い>
二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』
~第1章~
さて、プロローグが終わりましたねw次からは、いよいよ第1章の始まりです!
ここから「魔法少女リリカルなのは」の話と絡めて行く気満々の∞ですw
それでは、お楽しみくだせ~。m(_ _)m
………あ、でも「なのは」の話の内容は中盤~後半以降……かもです…ww
<1話 新たな出会い>
………飛び出した……はずの智哉だったのだが、何かを忘れている気がした。具体的に言うと、いつも首元から提げている、チャラチャラと鳴り響くペンダント<少女>だ。それが無いことに気付いたとたん、自宅へ全力疾走を開始した。しばらくして、何処からともなく智哉の脳裏に少女の声が響く。
≪…智哉様?どうしました?…何かお忘れですか?≫
不思議そうに少女は尋ねる。これは思念通話と言って、心で思ったことを口に出さず、互いに――少女と智哉――会話出来るという、画期的なシステムである。智哉は走りながら思念通話で少女の質問に答える。
(…何って、君を忘れたから今取りに戻ってるんだよ。いつも首に提げてるもんだから、何故か今日は違和感があってさ。それで、胸元見てみると無いから、「…忘れた」ってね。んで、今全力疾走中!)
≪……こんなこと言ったら怒りますか?≫
少女が智哉の表情を伺うかのような声で尋ねる。すると智哉は、
(…ん、何?何か悪いことでもしたのかい?とりあえず、俺の中では君が何かしたりした覚えは無いから別に怒ったりはしないけど。)
と、そう少女に伝える。それに対し少女は言う。
≪…そうですか。…それではお話しますね。智哉様、どこかのポケットに手を入れてみてください。そうすれば、私が言いたい事が直ぐにでも分かるでしょうから…。≫
少女の言葉通りに、走りながら服の上から順に手を突っ込んでいく。最後にズボンの左ポケットに手を突っ込んで漁った時だった。何かチャラチャラ音がする。一体何が入っているのかと思って、走るのを止め、中の物を全て取り出す。中から出てきたのは、財布と………ペンダントだった………。
智哉は見つけた瞬間、全身から力が抜けた…。今まで全力疾走までして戻ってきたのに。しかも、家の直ぐ近くまで…そう思って、ただその場に突っ立っていた。何せ、自分自身が一番悪いのだから誰かに八つ当たりしようにも出来ずにいた。特に、少女にはさっき怒らない、と言ってしまった手前もあるのだ。そして、暫くその状態が続いた。
ふと時間が気になって携帯を覗く。
「………はぁ。」
時間は1時間目が開始された頃だった。
学校に着いたのは後30分で授業が終わる頃だった。
「…ま、考えてもしゃーないな。」
そうして堂々と教室に乗り込むが……さすが大学。特に何も言われず、見事にスルーされた。
・
・
・
午後の授業を終えて、暇になる。伸びをして、
「…さぁて、この後どうするかな~。」
どうするか考えていると、不意に何かを感じた。魔力反応だ。紛れも無い者だった。今、自分以外周りには誰も魔法を扱える者などいないと判っているからだ。
(…どうする、ラグナロク?)
ラグナロク――少女<ペンダント>――に思念通話すると、智哉にこう告げた。
≪魔力反応はここからだと結構遠いので、近づいて様子を見ましょう。智哉様の力ならば、余程取り乱さない限り何が起こっても対処出来るでしょうから。≫
分かったと一言心の声で言うと、智哉は動き出した。
――Side Fate Testarossa (Harlaown) フェイト――
(……後、最低でも5つ。残りはあの子――高町なのは――が持っている。奪うしかない。母さんの為にも…!)
そして、少女――フェイト・テスタロッサ――は彼女が待っているであろう海鳴臨海公園へ赴いた。約束をしている訳でもない。が、何故かはわからないけれど彼女はその場所にいる、必ず来ると確信していた。
彼女は待っていた。ただフェイトを。その場にはアルフ――フェイトの使い魔――もあった。プレシア――母さん――が言っていた言葉『あの使い魔は逃げ出したの。』その台詞を思い出す。
(……良かった、元気だったんだね、アルフ。)
フェイトはそう心の中で思い、安心した。しばらくして、彼女は――なのは――は互いのジュエルシードを全て賭けて戦おう、最初で最後の本気の勝負を。と言ってきた。
こちらは願ったり叶ったりだった。母さんの願いをこの戦い一回で叶えられるのだから。
戦闘が開始される。互いに一歩も退かず、激しい火花と衝撃、音が辺りに散る。
≪Photon Lancer≫
フェイトのデバイス――バルディッシュ――がモードチェンジ。それを見たなのはも自分のデバイス――レイジング・ハート――を変形させ、迎撃に移る。
フェイトは追尾するなのはの魔法――ディバインシューター――を避けることが出来ないと判ると、シールドを展開。
なんとか防ぎ切る。…が、そこにはなのはの追撃が待っていた。しかし、
≪Scythe Form≫
フェイトはすかさず相棒――バルディッシュ――のモードを変え、追撃を破壊と回避をしつつなのはに突っ込んで、鎌の如き刃で一振り。
しかし、それはシールドで受け止められた。それどころか、なのはは残っていたディバインシューターをフェイトの背後から仕掛けた。
が、フェイトはそれに気付きシールドを展開。その後、なのはがいた場所に視線を戻すが、彼女は既にそこには居なかった。
刹那、上空よりなのはが急降下と同時に渾身の一振り!それをデバイスでフェイトは反射的に受け止めた。
互いの魔力が光の球体となり二人はその中へ一瞬で包まれた。しかし、その中でもフェイトは、
≪Scythe Slash≫
なのはに攻撃。それを間一髪でなのはは回避。しかし、フェイトはそれを見越し、
≪Fire≫
なのはを攻撃した。タイミングは完璧だった………はずだった。
「……残念ながらここまでだ。金髪の君がフェイト・テスタロッサだな。私は管理局の人間だ。ジュエルシードの件について話がある。一緒に来て貰おう。」
フォトンランサーを全て剣で軽く薙ぎ払い、有無を言わさない顔で管理局を名乗る白銀のジャケットアーマーに身を包む青年は言う。
それに対しフェイトは、それは出来ません、の一言。青年は顔色一つ変えず、
「……仕方ないな、では実力行使とさせて貰う。君も私に協力してくれるな、高町なのは。」
なのはは首を縦に軽くゆっくり振る。正確には、縦に振るしかなかったと言えよう。すると、青年は不意打ちのようにフェイトに切りかかる。
辛うじてフェイトは回避し、一気に間合いを取ろうと後ろに後退する。…が、その刹那、なのはは最後の魔力を使い、ディバインバスターを、青年は剣先にその場に居た誰もが一目で判る程の強大な魔力を集めた。フェイト自身も感じていた。その塊はまるで神の雷かのように。
フェイトはその魔力に気を取られ、二つの魔法が発射された時には、もう回避運動は愚か防御すら出来ず、
(……だめだ、もう間に合わない…。………ゴメンなさい母さん。約束守れなくて……。)
これが自分の最後だと感じたのか心の中で母親に謝罪し、目を瞑る。
・
・
・
・
・
・
………ところが、何時まで経っても直撃した感じは全く無かった。
それどころか何かが体に触れている、と言うよりはっきりと何かの感触が背中に感じられる。それこそ、誰かに抱き抱えられているかのような。現に今、その状態なのだが、それに気付くまでフェイトはその者の――智哉――の声を間近で聞くまで判らないでいた。
「………やれやれ。幼い少女一人相手に二人ががりとはな。しかも、片方は大人かよ…。」
智哉は呆れた声で言いながら、高町なのはの魔法――ディバインバスター――と青年の魔法――招雷弾――を片手で受け止め、遂には無効化した。
「……ふぅ。お怪我はありませんか、お姫様?」
智哉は涼しい顔で、優しくお姫様――フェイト・テスタロッサ――に話しかけた。
~後書き~
……ふぅ。何とか今日中にうpが終わってホッとしてる、∞ですww
…日常パート長いね、うんww
正直、ここまで長くなるとは思ってもいませんでした、はいw
第1話の題名に「新たな出会い」と張り切って書いたは良いんですよww
最後の最後でようやっと題名に到達って…ww
ま、初めてだし、このくらいは大目に見てやってくださいなw
…お願いします。m(_ _)m
~第1章~
さて、プロローグが終わりましたねw次からは、いよいよ第1章の始まりです!
ここから「魔法少女リリカルなのは」の話と絡めて行く気満々の∞ですw
それでは、お楽しみくだせ~。m(_ _)m
………あ、でも「なのは」の話の内容は中盤~後半以降……かもです…ww
<1話 新たな出会い>
………飛び出した……はずの智哉だったのだが、何かを忘れている気がした。具体的に言うと、いつも首元から提げている、チャラチャラと鳴り響くペンダント<少女>だ。それが無いことに気付いたとたん、自宅へ全力疾走を開始した。しばらくして、何処からともなく智哉の脳裏に少女の声が響く。
≪…智哉様?どうしました?…何かお忘れですか?≫
不思議そうに少女は尋ねる。これは思念通話と言って、心で思ったことを口に出さず、互いに――少女と智哉――会話出来るという、画期的なシステムである。智哉は走りながら思念通話で少女の質問に答える。
(…何って、君を忘れたから今取りに戻ってるんだよ。いつも首に提げてるもんだから、何故か今日は違和感があってさ。それで、胸元見てみると無いから、「…忘れた」ってね。んで、今全力疾走中!)
≪……こんなこと言ったら怒りますか?≫
少女が智哉の表情を伺うかのような声で尋ねる。すると智哉は、
(…ん、何?何か悪いことでもしたのかい?とりあえず、俺の中では君が何かしたりした覚えは無いから別に怒ったりはしないけど。)
と、そう少女に伝える。それに対し少女は言う。
≪…そうですか。…それではお話しますね。智哉様、どこかのポケットに手を入れてみてください。そうすれば、私が言いたい事が直ぐにでも分かるでしょうから…。≫
少女の言葉通りに、走りながら服の上から順に手を突っ込んでいく。最後にズボンの左ポケットに手を突っ込んで漁った時だった。何かチャラチャラ音がする。一体何が入っているのかと思って、走るのを止め、中の物を全て取り出す。中から出てきたのは、財布と………ペンダントだった………。
智哉は見つけた瞬間、全身から力が抜けた…。今まで全力疾走までして戻ってきたのに。しかも、家の直ぐ近くまで…そう思って、ただその場に突っ立っていた。何せ、自分自身が一番悪いのだから誰かに八つ当たりしようにも出来ずにいた。特に、少女にはさっき怒らない、と言ってしまった手前もあるのだ。そして、暫くその状態が続いた。
ふと時間が気になって携帯を覗く。
「………はぁ。」
時間は1時間目が開始された頃だった。
学校に着いたのは後30分で授業が終わる頃だった。
「…ま、考えてもしゃーないな。」
そうして堂々と教室に乗り込むが……さすが大学。特に何も言われず、見事にスルーされた。
・
・
・
午後の授業を終えて、暇になる。伸びをして、
「…さぁて、この後どうするかな~。」
どうするか考えていると、不意に何かを感じた。魔力反応だ。紛れも無い者だった。今、自分以外周りには誰も魔法を扱える者などいないと判っているからだ。
(…どうする、ラグナロク?)
ラグナロク――少女<ペンダント>――に思念通話すると、智哉にこう告げた。
≪魔力反応はここからだと結構遠いので、近づいて様子を見ましょう。智哉様の力ならば、余程取り乱さない限り何が起こっても対処出来るでしょうから。≫
分かったと一言心の声で言うと、智哉は動き出した。
――Side Fate Testarossa (Harlaown) フェイト――
(……後、最低でも5つ。残りはあの子――高町なのは――が持っている。奪うしかない。母さんの為にも…!)
そして、少女――フェイト・テスタロッサ――は彼女が待っているであろう海鳴臨海公園へ赴いた。約束をしている訳でもない。が、何故かはわからないけれど彼女はその場所にいる、必ず来ると確信していた。
彼女は待っていた。ただフェイトを。その場にはアルフ――フェイトの使い魔――もあった。プレシア――母さん――が言っていた言葉『あの使い魔は逃げ出したの。』その台詞を思い出す。
(……良かった、元気だったんだね、アルフ。)
フェイトはそう心の中で思い、安心した。しばらくして、彼女は――なのは――は互いのジュエルシードを全て賭けて戦おう、最初で最後の本気の勝負を。と言ってきた。
こちらは願ったり叶ったりだった。母さんの願いをこの戦い一回で叶えられるのだから。
戦闘が開始される。互いに一歩も退かず、激しい火花と衝撃、音が辺りに散る。
≪Photon Lancer≫
フェイトのデバイス――バルディッシュ――がモードチェンジ。それを見たなのはも自分のデバイス――レイジング・ハート――を変形させ、迎撃に移る。
フェイトは追尾するなのはの魔法――ディバインシューター――を避けることが出来ないと判ると、シールドを展開。
なんとか防ぎ切る。…が、そこにはなのはの追撃が待っていた。しかし、
≪Scythe Form≫
フェイトはすかさず相棒――バルディッシュ――のモードを変え、追撃を破壊と回避をしつつなのはに突っ込んで、鎌の如き刃で一振り。
しかし、それはシールドで受け止められた。それどころか、なのはは残っていたディバインシューターをフェイトの背後から仕掛けた。
が、フェイトはそれに気付きシールドを展開。その後、なのはがいた場所に視線を戻すが、彼女は既にそこには居なかった。
刹那、上空よりなのはが急降下と同時に渾身の一振り!それをデバイスでフェイトは反射的に受け止めた。
互いの魔力が光の球体となり二人はその中へ一瞬で包まれた。しかし、その中でもフェイトは、
≪Scythe Slash≫
なのはに攻撃。それを間一髪でなのはは回避。しかし、フェイトはそれを見越し、
≪Fire≫
なのはを攻撃した。タイミングは完璧だった………はずだった。
「……残念ながらここまでだ。金髪の君がフェイト・テスタロッサだな。私は管理局の人間だ。ジュエルシードの件について話がある。一緒に来て貰おう。」
フォトンランサーを全て剣で軽く薙ぎ払い、有無を言わさない顔で管理局を名乗る白銀のジャケットアーマーに身を包む青年は言う。
それに対しフェイトは、それは出来ません、の一言。青年は顔色一つ変えず、
「……仕方ないな、では実力行使とさせて貰う。君も私に協力してくれるな、高町なのは。」
なのはは首を縦に軽くゆっくり振る。正確には、縦に振るしかなかったと言えよう。すると、青年は不意打ちのようにフェイトに切りかかる。
辛うじてフェイトは回避し、一気に間合いを取ろうと後ろに後退する。…が、その刹那、なのはは最後の魔力を使い、ディバインバスターを、青年は剣先にその場に居た誰もが一目で判る程の強大な魔力を集めた。フェイト自身も感じていた。その塊はまるで神の雷かのように。
フェイトはその魔力に気を取られ、二つの魔法が発射された時には、もう回避運動は愚か防御すら出来ず、
(……だめだ、もう間に合わない…。………ゴメンなさい母さん。約束守れなくて……。)
これが自分の最後だと感じたのか心の中で母親に謝罪し、目を瞑る。
・
・
・
・
・
・
………ところが、何時まで経っても直撃した感じは全く無かった。
それどころか何かが体に触れている、と言うよりはっきりと何かの感触が背中に感じられる。それこそ、誰かに抱き抱えられているかのような。現に今、その状態なのだが、それに気付くまでフェイトはその者の――智哉――の声を間近で聞くまで判らないでいた。
「………やれやれ。幼い少女一人相手に二人ががりとはな。しかも、片方は大人かよ…。」
智哉は呆れた声で言いながら、高町なのはの魔法――ディバインバスター――と青年の魔法――招雷弾――を片手で受け止め、遂には無効化した。
「……ふぅ。お怪我はありませんか、お姫様?」
智哉は涼しい顔で、優しくお姫様――フェイト・テスタロッサ――に話しかけた。
~後書き~
……ふぅ。何とか今日中にうpが終わってホッとしてる、∞ですww
…日常パート長いね、うんww
正直、ここまで長くなるとは思ってもいませんでした、はいw
第1話の題名に「新たな出会い」と張り切って書いたは良いんですよww
最後の最後でようやっと題名に到達って…ww
ま、初めてだし、このくらいは大目に見てやってくださいなw
…お願いします。m(_ _)m
2007年11月20日火曜日
大変だな~・・・ww
明日、中間試験が二つもあるですよ・・・orz
しかも、何と何と二時間連発という・・・(T_T)
さらに加えて、最初のテストは一年次に単位が貰えなかった、かつ自分にとって一番苦手な教科ときたもんだ・・・orz
去年は期末は愚か、中間も一昨日来やがれ!!って言われそうなくらい出来なかったし・・・(T_T)
今回単位取れなかったら、と思うと・・・ね。
マジもう嫌になってきますよ。気分はもう↓↓↓です、はい。
さらには明日提出の課題が二つ。
・・・・・・これって、オレ死亡フラグ??ww
まあ、何とかなるっしょ!w
でもま、明日を乗り切ることが出来れば、また楽になるでしょうなw
しかも、何と何と二時間連発という・・・(T_T)
さらに加えて、最初のテストは一年次に単位が貰えなかった、かつ自分にとって一番苦手な教科ときたもんだ・・・orz
去年は期末は愚か、中間も一昨日来やがれ!!って言われそうなくらい出来なかったし・・・(T_T)
今回単位取れなかったら、と思うと・・・ね。
マジもう嫌になってきますよ。気分はもう↓↓↓です、はい。
さらには明日提出の課題が二つ。
・・・・・・これって、オレ死亡フラグ??ww
まあ、何とかなるっしょ!w
でもま、明日を乗り切ることが出来れば、また楽になるでしょうなw
2007年11月18日日曜日
プロローグ
―― 二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』 ――
さて、遂に書き始めました。
先に言っておきますねw
この二次創作SSはオリキャラが主人公、そしてフェイトサイドの話・・・のつもりですw
途中に出てくるキャラの中には不当な扱いを受けてしまう予定です。
それはどうかご注意ください・・・。m(_ _)m
では、どうぞ~w
~プロローグ~
この物語は、一人の青年が「夢」を見るところから始まる。
…何時ものように、『少年』は友達、いや親友三人と学校から帰っている途中だった。それこそ、和気藹々と今日これからどこで遊ぶとか、何人集めるとか、何して遊ぶとか、普段通りの話し合いをしながら。少年は四人の中でも中心的存在だった。
…しかし、残酷なことにこれから自分――少年――の身に何が起こるかも分からずに…。
………少年が帰宅しドアを何時ものように開けた時、『それ』が唐突に視界に入った、入ってしまった…。
「……義母…さん!?」
「義母さん!義母さん!!義母さ~~~~~ん!!!」
義母を一心不乱に揺すって目を覚まさせようとするが、一向に返事が返って来なかった。そして、少年はあることに気付いてしまった、…いや、否応無しに気付かされたのだ。……もう義母が息をしていないことに…。それと同時に、義母はもう死んでしまったいう結果に…。
「………何で?……一体誰が……誰がこんなことを!?」
少年は悲しみと怒りに身を焦がされた。そして、その身で自分の家で何か他に起こっていないか確認をしに、リビングへ…。
するとそこには……愛しい妹が血溜りの中に横たわっていた。
「………う…そ………だ…ろ…?」
少年はヨロヨロと妹の傍へ歩み寄り…そっと抱き寄せて…
「……桜。…なあ、起きてくれよ……」
少年は声をかける。……がしかし、少年の妹――芳野桜――からは返事は無い。
その理由は言うまでも無い。桜はもう生きてはいないのだ……。
何かが目から溢れて来る。溢れたものはまるで洪水のように滴り落ち、妹――芳野桜――の頬を伝う。それは、留まる事を知らずに…。
「……よくも……よくもオレの大事な妹を……桜を~~~~~~!!!」
怒りが最早頂点を達し、遂に限界を突破した。その顔はまるで般若の面そのものだった。そして、その顔で辺りを見渡すと……たった今殺された義父の姿と全ての家族の命を一瞬で奪った犯人がいた。
「……何だ、まだ残ってたのか。……気の毒だが、君もここで死んで貰おう。なあに、直ぐに家族の元へ逝けるんだ。心配する必要は無い。痛いのも一瞬だけだからな…。」
「……けるな…」
「ん?何だ?」
犯人がそう聞き返した時、少年は一直線に向かって来ていた。
「…ふざけるなああああああああああああ!!!」
その声は叫びを通り越して奇声にも聞こえた。そんな声を発しながら少年は犯人に殴り掛かろうとする。…が、それを冷静にかつ冷酷に避け、犯人は少年の懐へ心臓を刃渡り数十センチの刃物で一突きに…。
「……やっぱ、まだまだ子供だね~。…ま、家族がこんな状況じゃ誰だってそうだろうな、うん。」
心臓を一突きにされてしまった少年は、その場に倒れ込み自分の無力さを思い知り、悔やみ、自分を責めながら次第に意識を失っていった………。
・
・
・
・
・
・
・
・
…ガバッ!!!
それは唐突な目覚めだった。
「……はあ、はあ。………夢か」
朝っぱらからとんでもない量の汗を掻いた青年――神崎智哉――はベッドから起き上がった。
「……最近見なくなったと思ったらこれだ…」
この嫌な気分をリセットするために、勢い良くカーテンを開け放ち、太陽の光を存分に味わった。
しばらくそうしていると…
≪お早う御座います、智哉様。久々に魘されていましたね。もしや、例のあれですか……?≫
どこからともなく聞こえてくるとても優しそうな声は、机の上からだった。
そんな心配している声に対し智哉は、
「……ああ。全く、最近は余り寝てないのに、熟睡出来たかと思うと、な。いい迷惑だよ」
と、少々疲れた表情で言う。
≪………すみません。私がもっと早くに智哉様の元へ行くことが出来ていたらあんなことには………≫
そう、机の上に置いてあるそれ――ペンダント<少女>――が申し訳なさそうに智哉に話す。すると、
「何故謝る必要がある?前にも言っただろう?君には感謝はせど、恨みを持つなんてとんでもなく罰当たりだろ?」
そう言って、少女を優しく宥める。確かにそうだ。命を助けて貰った恩人にそんな非人道的なことを誰が出来ようか?いや、出来まい。
そんなやり取りをしている内に、大学へ行く時間が迫っていることに気付き、
「うわ!やべー!!もうこんな時間かよ!?」
慌てて着替え、ドタドタと二階から下りて来て、台所に置いてある食パンを一つ口に銜えた智哉は、玄関を飛び出した……。
~後書き~
・・・どうでしたかね~。
自分では最初にしてはまあまあかな~、と思っているのですがねw
なんかこのまま書き続けたらプロローグが2話分になってしまうのでは!?と思いつつ、何とか収まりましたです、はいw
読んでくれた方は、コメント何でも良いんで残してくれるとメチャ嬉しいですw
ちなみに、主人公の妹は『芳野桜(D.C.)』です、気付いた人もいるかもしれませんw
桜ファンの人は申し訳ありません!m(_ _)m
・・・色々考えてはみたのですがね~。
結局、頭から離れませんでしたとさww
次回からはいよいよ本編に突入です!
第1話【新たな出会い】にDrive Ignition!!
さて、遂に書き始めました。
先に言っておきますねw
この二次創作SSはオリキャラが主人公、そしてフェイトサイドの話・・・のつもりですw
途中に出てくるキャラの中には不当な扱いを受けてしまう予定です。
それはどうかご注意ください・・・。m(_ _)m
では、どうぞ~w
~プロローグ~
この物語は、一人の青年が「夢」を見るところから始まる。
…何時ものように、『少年』は友達、いや親友三人と学校から帰っている途中だった。それこそ、和気藹々と今日これからどこで遊ぶとか、何人集めるとか、何して遊ぶとか、普段通りの話し合いをしながら。少年は四人の中でも中心的存在だった。
…しかし、残酷なことにこれから自分――少年――の身に何が起こるかも分からずに…。
………少年が帰宅しドアを何時ものように開けた時、『それ』が唐突に視界に入った、入ってしまった…。
「……義母…さん!?」
「義母さん!義母さん!!義母さ~~~~~ん!!!」
義母を一心不乱に揺すって目を覚まさせようとするが、一向に返事が返って来なかった。そして、少年はあることに気付いてしまった、…いや、否応無しに気付かされたのだ。……もう義母が息をしていないことに…。それと同時に、義母はもう死んでしまったいう結果に…。
「………何で?……一体誰が……誰がこんなことを!?」
少年は悲しみと怒りに身を焦がされた。そして、その身で自分の家で何か他に起こっていないか確認をしに、リビングへ…。
するとそこには……愛しい妹が血溜りの中に横たわっていた。
「………う…そ………だ…ろ…?」
少年はヨロヨロと妹の傍へ歩み寄り…そっと抱き寄せて…
「……桜。…なあ、起きてくれよ……」
少年は声をかける。……がしかし、少年の妹――芳野桜――からは返事は無い。
その理由は言うまでも無い。桜はもう生きてはいないのだ……。
何かが目から溢れて来る。溢れたものはまるで洪水のように滴り落ち、妹――芳野桜――の頬を伝う。それは、留まる事を知らずに…。
「……よくも……よくもオレの大事な妹を……桜を~~~~~~!!!」
怒りが最早頂点を達し、遂に限界を突破した。その顔はまるで般若の面そのものだった。そして、その顔で辺りを見渡すと……たった今殺された義父の姿と全ての家族の命を一瞬で奪った犯人がいた。
「……何だ、まだ残ってたのか。……気の毒だが、君もここで死んで貰おう。なあに、直ぐに家族の元へ逝けるんだ。心配する必要は無い。痛いのも一瞬だけだからな…。」
「……けるな…」
「ん?何だ?」
犯人がそう聞き返した時、少年は一直線に向かって来ていた。
「…ふざけるなああああああああああああ!!!」
その声は叫びを通り越して奇声にも聞こえた。そんな声を発しながら少年は犯人に殴り掛かろうとする。…が、それを冷静にかつ冷酷に避け、犯人は少年の懐へ心臓を刃渡り数十センチの刃物で一突きに…。
「……やっぱ、まだまだ子供だね~。…ま、家族がこんな状況じゃ誰だってそうだろうな、うん。」
心臓を一突きにされてしまった少年は、その場に倒れ込み自分の無力さを思い知り、悔やみ、自分を責めながら次第に意識を失っていった………。
・
・
・
・
・
・
・
・
…ガバッ!!!
それは唐突な目覚めだった。
「……はあ、はあ。………夢か」
朝っぱらからとんでもない量の汗を掻いた青年――神崎智哉――はベッドから起き上がった。
「……最近見なくなったと思ったらこれだ…」
この嫌な気分をリセットするために、勢い良くカーテンを開け放ち、太陽の光を存分に味わった。
しばらくそうしていると…
≪お早う御座います、智哉様。久々に魘されていましたね。もしや、例のあれですか……?≫
どこからともなく聞こえてくるとても優しそうな声は、机の上からだった。
そんな心配している声に対し智哉は、
「……ああ。全く、最近は余り寝てないのに、熟睡出来たかと思うと、な。いい迷惑だよ」
と、少々疲れた表情で言う。
≪………すみません。私がもっと早くに智哉様の元へ行くことが出来ていたらあんなことには………≫
そう、机の上に置いてあるそれ――ペンダント<少女>――が申し訳なさそうに智哉に話す。すると、
「何故謝る必要がある?前にも言っただろう?君には感謝はせど、恨みを持つなんてとんでもなく罰当たりだろ?」
そう言って、少女を優しく宥める。確かにそうだ。命を助けて貰った恩人にそんな非人道的なことを誰が出来ようか?いや、出来まい。
そんなやり取りをしている内に、大学へ行く時間が迫っていることに気付き、
「うわ!やべー!!もうこんな時間かよ!?」
慌てて着替え、ドタドタと二階から下りて来て、台所に置いてある食パンを一つ口に銜えた智哉は、玄関を飛び出した……。
~後書き~
・・・どうでしたかね~。
自分では最初にしてはまあまあかな~、と思っているのですがねw
なんかこのまま書き続けたらプロローグが2話分になってしまうのでは!?と思いつつ、何とか収まりましたです、はいw
読んでくれた方は、コメント何でも良いんで残してくれるとメチャ嬉しいですw
ちなみに、主人公の妹は『芳野桜(D.C.)』です、気付いた人もいるかもしれませんw
桜ファンの人は申し訳ありません!m(_ _)m
・・・色々考えてはみたのですがね~。
結局、頭から離れませんでしたとさww
次回からはいよいよ本編に突入です!
第1話【新たな出会い】にDrive Ignition!!
2007年11月15日木曜日
今日より・・・・・
今日から新たにMixiを始めましたよ。
まあ、最近色々なものに手を出し始めているオレなのですが・・・
いや~、それにしても多いね、課題wwww
明日までに出さなきゃならん出席を兼ねる課題でしょ、来週の月曜に提出の課題でしょ、水曜に出す課題でしょ(しかも×2)。
さらに、来週月曜に中間試験でしょ(しかも1限目だし)、水曜に2限目、3限目って連続で中間試験でしょ。
・・・・・・どうよ、この予定。
来週のオレの休める時間が殆ど無い(特に水曜までが)、と思うのは気のせいだろうか?w
・・・ま、そんなことは時の流れに任せて何とでもなるさ・・・多分ww
それはそれとして、この頃色々な人が書いたSSを読むのにもの凄い嵌ってるオレ。
遂に最近オレ自身もSSを書いてみようかという気になってしまってねw
頭の中で色々設定とかもやってて、構成も全体はある程度固まってるんで、近々書いていこうかな~・・・とか考えている。
・・・あ、一応言っておくが、もし書くことがあればそれはオレの妄想がモリモリ配合、っつーか、もう妄想100%って言っても過言では無いことを伝えておこうww
まあ、最近色々なものに手を出し始めているオレなのですが・・・
いや~、それにしても多いね、課題wwww
明日までに出さなきゃならん出席を兼ねる課題でしょ、来週の月曜に提出の課題でしょ、水曜に出す課題でしょ(しかも×2)。
さらに、来週月曜に中間試験でしょ(しかも1限目だし)、水曜に2限目、3限目って連続で中間試験でしょ。
・・・・・・どうよ、この予定。
来週のオレの休める時間が殆ど無い(特に水曜までが)、と思うのは気のせいだろうか?w
・・・ま、そんなことは時の流れに任せて何とでもなるさ・・・多分ww
それはそれとして、この頃色々な人が書いたSSを読むのにもの凄い嵌ってるオレ。
遂に最近オレ自身もSSを書いてみようかという気になってしまってねw
頭の中で色々設定とかもやってて、構成も全体はある程度固まってるんで、近々書いていこうかな~・・・とか考えている。
・・・あ、一応言っておくが、もし書くことがあればそれはオレの妄想がモリモリ配合、っつーか、もう妄想100%って言っても過言では無いことを伝えておこうww
2007年11月11日日曜日
久々の激しい・・・
いや~、運動するってやっぱ気持ち良いもんですな~。
・・・お陰で上半身(特に肩から肘まで)が筋肉痛ktkr。
久々のバッティングマシーンとの対決。(おいおいw)
久し振りだったから、とりあえず120キロに調整されているマシーンを相手に。
・・・おや?120キロって、こんなに遅かったっけ??w
と、思ってしまう自分がいた。(ウゼ~w)
んで、4セットくらいやって、目を慣らしてからいよいよ一番速く設定されているマシーンへ。
そこは、90キロ、110キロ、130キロの3つから選べる設定。
勿論オレは130キロに設定しましたよw
結果は、まあまあってとこですかね~、久々にしては。
・・・毎日やっててこうだったらマジ才能無いッスヨ、オレ・・・w
それはおいといて、実はそのバッティングマシーンはさらに「実践投球モード」ってのがあってですね。
簡単に言うと、3段階のスピードがランダムに投げ込まれてくるのですよ。
・・・これがまた厄介でね~w
MAXとMINの速度差は何と40キロ!
遅い球(90キロ)にタイミングを合わせると、速い球(130キロ)にタイミングを狂わされるし、その逆もまた然り。(まあ、当たり前だけどww)
オレが言いたいのはそんなんじゃないのですよ。
・・・んじゃ、何が言いたいんだよって?
それがさ~、オレの心が見透かされてるかのようにマシーンが真逆の球放って来るわけですよ。
お陰で殆どファール、チップ、又は空振り。
しかも全部振り遅れときたもんだから、困ったもんだ。
でもまあ、そこは3時間の時間制限だったから時間内であれば何度でもやってて構わないとこで、しかも人がその時間は殆どいなかったもんだから、ずっとオレのターン!!
結局、何だかんだ言いながら軽く200球は打ちまくったわけですよ。
そのお陰ですよ、筋肉痛はw
・・・お陰で上半身(特に肩から肘まで)が筋肉痛ktkr。
久々のバッティングマシーンとの対決。(おいおいw)
久し振りだったから、とりあえず120キロに調整されているマシーンを相手に。
・・・おや?120キロって、こんなに遅かったっけ??w
と、思ってしまう自分がいた。(ウゼ~w)
んで、4セットくらいやって、目を慣らしてからいよいよ一番速く設定されているマシーンへ。
そこは、90キロ、110キロ、130キロの3つから選べる設定。
勿論オレは130キロに設定しましたよw
結果は、まあまあってとこですかね~、久々にしては。
・・・毎日やっててこうだったらマジ才能無いッスヨ、オレ・・・w
それはおいといて、実はそのバッティングマシーンはさらに「実践投球モード」ってのがあってですね。
簡単に言うと、3段階のスピードがランダムに投げ込まれてくるのですよ。
・・・これがまた厄介でね~w
MAXとMINの速度差は何と40キロ!
遅い球(90キロ)にタイミングを合わせると、速い球(130キロ)にタイミングを狂わされるし、その逆もまた然り。(まあ、当たり前だけどww)
オレが言いたいのはそんなんじゃないのですよ。
・・・んじゃ、何が言いたいんだよって?
それがさ~、オレの心が見透かされてるかのようにマシーンが真逆の球放って来るわけですよ。
お陰で殆どファール、チップ、又は空振り。
しかも全部振り遅れときたもんだから、困ったもんだ。
でもまあ、そこは3時間の時間制限だったから時間内であれば何度でもやってて構わないとこで、しかも人がその時間は殆どいなかったもんだから、ずっとオレのターン!!
結局、何だかんだ言いながら軽く200球は打ちまくったわけですよ。
そのお陰ですよ、筋肉痛はw
2007年11月10日土曜日
ガンダム00 第6話「セブンソード」
いや~、今日放送した話も中々やってくれたね、うん。
まず最初に、ガンダムの武装強化について。
①デュナメスの強化された武装
え~、正直な感想を言って宜しいかね?
・・・・・・デスサイズH(知らない人はガンダムWを参照しましょう)をもろにパクッテルダロ?
ビームライフルなんか効かないゼ!って見ただけで分かりますな。
驚いたのは、追加されたマントのような装備が、なんと裏側にも回ったこと!
それによって、背後からのビームをもシャットアウトってw
・・・ちなみに、今回の話の中でエクシアはビームライフルを足から胴体までヒットされてましたが、壊れるどころか全くの無傷だったぞ?
・・・どうなってるんだ、デュナメスの装甲は。
②エクシアの武装強化
主人公機の武装ははてさて・・・。
・・・え?
なんか、同じ様な形をした剣っぽいのが見えたんですが・・・。
・・・・・・それだけ??
しかも、オレの目が節穴で無ければ、2本しか見えなかったんですけど・・・。
それで刹那(主人公)もなんだか満足そうにしてますが・・・。
んで、追加武装の名前が「セブンソード」らしい。
・・・正直な感想その二。
・・・・・・どこが7本?www
③ヴァーチェ、キュリオスの武装
・・・まあ、ヴァーチェは両肩に付いてるやつ・・・だと思うんだけどさ。問題はキュリオスでしょ。
・・・オレの目が節穴ですかね~?w
キュリオスのどこにも追加された武装が見当たらないんですがww
とりあえず、武装についてはこんくらいにしときますかw
二つ目、刹那(主人公)について。
最近っつーか、最初から色々変な奴らに絡まれる刹那君ですが、今回も苦戦してましたね~。
6回分見てきたけど、どうやら刹那君は後半、特に後5分くらいってとこで絡まれるみたい。
今日は過去に共に戦った先輩?みたいな人が敵さんっぽいッスな。
だって、声だけで動揺してたし。
「こ、この声は!?まさか・・・!?」ってな具合に。
次回予告でなんかあるかな~?と思ったら、全くその話が無いしww
展開はやw
まず最初に、ガンダムの武装強化について。
①デュナメスの強化された武装
え~、正直な感想を言って宜しいかね?
・・・・・・デスサイズH(知らない人はガンダムWを参照しましょう)をもろにパクッテルダロ?
ビームライフルなんか効かないゼ!って見ただけで分かりますな。
驚いたのは、追加されたマントのような装備が、なんと裏側にも回ったこと!
それによって、背後からのビームをもシャットアウトってw
・・・ちなみに、今回の話の中でエクシアはビームライフルを足から胴体までヒットされてましたが、壊れるどころか全くの無傷だったぞ?
・・・どうなってるんだ、デュナメスの装甲は。
②エクシアの武装強化
主人公機の武装ははてさて・・・。
・・・え?
なんか、同じ様な形をした剣っぽいのが見えたんですが・・・。
・・・・・・それだけ??
しかも、オレの目が節穴で無ければ、2本しか見えなかったんですけど・・・。
それで刹那(主人公)もなんだか満足そうにしてますが・・・。
んで、追加武装の名前が「セブンソード」らしい。
・・・正直な感想その二。
・・・・・・どこが7本?www
③ヴァーチェ、キュリオスの武装
・・・まあ、ヴァーチェは両肩に付いてるやつ・・・だと思うんだけどさ。問題はキュリオスでしょ。
・・・オレの目が節穴ですかね~?w
キュリオスのどこにも追加された武装が見当たらないんですがww
とりあえず、武装についてはこんくらいにしときますかw
二つ目、刹那(主人公)について。
最近っつーか、最初から色々変な奴らに絡まれる刹那君ですが、今回も苦戦してましたね~。
6回分見てきたけど、どうやら刹那君は後半、特に後5分くらいってとこで絡まれるみたい。
今日は過去に共に戦った先輩?みたいな人が敵さんっぽいッスな。
だって、声だけで動揺してたし。
「こ、この声は!?まさか・・・!?」ってな具合に。
次回予告でなんかあるかな~?と思ったら、全くその話が無いしww
展開はやw
1週間のオレ(火曜)
まず、オレがベットから這い出るのは、8時半。
何故か?まあ簡単に言うと、1限目が無いってのがあるな、うん。
そんで、いつものように飯食って洗顔とかした後、これがっつーか、この後が問題。
・・・・・・やる事が無い。・・・何も無い。
正直、猛烈に暇になる。
どうしようか、いつも悩むのだが、結局は一つに決まる。
「・・・よし、学校行くか~。」ってな具合に。
家を出て、学校までおよそ15分車を走らせて、まあだいたい9時半ですか。
その後はいつも通り、のんびりする訳ですよ。
授業自体はぶっちゃけ火曜は楽・・・なんだけど・・・、空きが長い。
具体的には、2限目が終わった後、昼休みから5限目まで何も無いのだ。
まあ、その空きを有効活用してるんで暇にはならないから問題は無いのだがw
授業が終わった後は、そのまま家に帰り、11時には就寝さ。
火曜は特に何もやってないな、うん。
まあ、ネットでアニメ見てるか動画見てるか課題やってるかって感じ。
水曜に続くZE!
何故か?まあ簡単に言うと、1限目が無いってのがあるな、うん。
そんで、いつものように飯食って洗顔とかした後、これがっつーか、この後が問題。
・・・・・・やる事が無い。・・・何も無い。
正直、猛烈に暇になる。
どうしようか、いつも悩むのだが、結局は一つに決まる。
「・・・よし、学校行くか~。」ってな具合に。
家を出て、学校までおよそ15分車を走らせて、まあだいたい9時半ですか。
その後はいつも通り、のんびりする訳ですよ。
授業自体はぶっちゃけ火曜は楽・・・なんだけど・・・、空きが長い。
具体的には、2限目が終わった後、昼休みから5限目まで何も無いのだ。
まあ、その空きを有効活用してるんで暇にはならないから問題は無いのだがw
授業が終わった後は、そのまま家に帰り、11時には就寝さ。
火曜は特に何もやってないな、うん。
まあ、ネットでアニメ見てるか動画見てるか課題やってるかって感じ。
水曜に続くZE!
2007年11月9日金曜日
1週間のオレ(月曜)
月曜:まず、朝6時59分に起床するのがオレの1日の始まりだ。
・・・何で59分なのかって?別に7時でいいじゃないかって?
フ・・・、そこは愛嬌だよ。(何がだよ!は無しでww)
その後、直ぐに朝飯。オレの部屋は2階なのだが、下りたらもう朝飯が用意してあるのだ。
それを速攻で食べて、洗顔したりなんだりで、7時40分過ぎには家を出る。
・・・え?オメー家出るのはえーよって?
まあ、こればかりはもう習慣づいてしまってだな、しゃーないのだよw
学生の本職である勉強、まあとりあえず授業は気付いたら寝てたり、鞄からDS取り出してこそーりやってたりってのは内緒ww
それよか、授業終わったらジャンプ読みに本屋に寄って、立ち読みしてから帰る。
んで、火曜は授業が2限目からだから、ちょい遅くまで起きているww
・・・月曜はこんな感じ~、かね~w
火曜に続く。
・・・何で59分なのかって?別に7時でいいじゃないかって?
フ・・・、そこは愛嬌だよ。(何がだよ!は無しでww)
その後、直ぐに朝飯。オレの部屋は2階なのだが、下りたらもう朝飯が用意してあるのだ。
それを速攻で食べて、洗顔したりなんだりで、7時40分過ぎには家を出る。
・・・え?オメー家出るのはえーよって?
まあ、こればかりはもう習慣づいてしまってだな、しゃーないのだよw
学生の本職である勉強、まあとりあえず授業は気付いたら寝てたり、鞄からDS取り出してこそーりやってたりってのは内緒ww
それよか、授業終わったらジャンプ読みに本屋に寄って、立ち読みしてから帰る。
んで、火曜は授業が2限目からだから、ちょい遅くまで起きているww
・・・月曜はこんな感じ~、かね~w
火曜に続く。
2007年11月5日月曜日
日常
最近は、家にいても特に何もせず、Wiiいじりながらグウタラな生活をしていたのですがね。
遂に、課題ラッシュの時期にさしかかって来ましたわ。
今日も実際に3つ終わらせて出しましたよ。
3つ終わらせて、新たに出した3つとは成績への関与が比にならないやつが1つ出されましたよ。
そして現在、出した3つ以外に残り2つ+今日出た1つ。
しかも、もうすぐ中間試験のある科目も。
こりゃ~また死にそうな日々が期待されるな、うんw
・・・ま、それはおいといて
オレが今乗ってる車は何と!「何時の時代の車だよ!?」って言われるのがオチなカセットテープが付いてるわけですよ。
・・・ホントにマジ、↑は言うなよ?自分の愛車じゃないのだからな。
オレは何も文句は言える訳ないだろ?言うなら自分で金出して買ってから言えってな。
それはおいといて、今は特に「水樹奈々」が歌ってる曲にとてーも嵌ってるわけですよ!
歌ってる時の声を聴いて
『・・・こここ、これは!!!!』
ってな感じでオレのハートにクリーン、じゃなかった、クリティカルヒットですよww
クリティカルだぜ!?クリティカル!!
まあ、彼女の歌をじっくり聴く以前に、とあるキャラと声で・・・・・・・・・・・ってのは、内緒ww
↑の・・・・・・・・・部分はご想像にお任せしますんでw
多分、君達の想像はビンゴだろうがなww
遂に、課題ラッシュの時期にさしかかって来ましたわ。
今日も実際に3つ終わらせて出しましたよ。
3つ終わらせて、新たに出した3つとは成績への関与が比にならないやつが1つ出されましたよ。
そして現在、出した3つ以外に残り2つ+今日出た1つ。
しかも、もうすぐ中間試験のある科目も。
こりゃ~また死にそうな日々が期待されるな、うんw
・・・ま、それはおいといて
オレが今乗ってる車は何と!「何時の時代の車だよ!?」って言われるのがオチなカセットテープが付いてるわけですよ。
・・・ホントにマジ、↑は言うなよ?自分の愛車じゃないのだからな。
オレは何も文句は言える訳ないだろ?言うなら自分で金出して買ってから言えってな。
それはおいといて、今は特に「水樹奈々」が歌ってる曲にとてーも嵌ってるわけですよ!
歌ってる時の声を聴いて
『・・・こここ、これは!!!!』
ってな感じでオレのハートにクリーン、じゃなかった、クリティカルヒットですよww
クリティカルだぜ!?クリティカル!!
まあ、彼女の歌をじっくり聴く以前に、とあるキャラと声で・・・・・・・・・・・ってのは、内緒ww
↑の・・・・・・・・・部分はご想像にお任せしますんでw
多分、君達の想像はビンゴだろうがなww
2007年11月3日土曜日
最近のオレ
最近、家でPCをつけてはSS(Short Storyでいいのかな?w)を読んでいる。
ぶっちゃけ、家だけではなく、学校にいても暇な時は読んでいる自分がいる。
まあ、読んでるのは原作がアニメのばっかなんだけどww
人が書くと、原作のイメージとは違って(特にキャラが)、とても新鮮な感じがたまらないんだわw
中でも自分的に気に入ってるキャラのSSがあると、PCの画面から目が離れないww
学校ではさすがにそれやってると見つかった時目も当てられなくなるのは、目に見えてるんでんなアホなことはしない。
だけど、家にいたら起きて朝飯食べずに見続けて、気付いたら昼になってる・・・なんていうことは当たり前ww
・・・正直に言うと、家にいたら(休日限定ねw)ゲームやってても何やってても朝は食べず気付いたら・・・ってなてるんだけど。
今、この文章書きながらコタツの中に入ってるんだけど・・・
コタツって良いね!(>▽<)b
ぶっちゃけ、家だけではなく、学校にいても暇な時は読んでいる自分がいる。
まあ、読んでるのは原作がアニメのばっかなんだけどww
人が書くと、原作のイメージとは違って(特にキャラが)、とても新鮮な感じがたまらないんだわw
中でも自分的に気に入ってるキャラのSSがあると、PCの画面から目が離れないww
学校ではさすがにそれやってると見つかった時目も当てられなくなるのは、目に見えてるんでんなアホなことはしない。
だけど、家にいたら起きて朝飯食べずに見続けて、気付いたら昼になってる・・・なんていうことは当たり前ww
・・・正直に言うと、家にいたら(休日限定ねw)ゲームやってても何やってても朝は食べず気付いたら・・・ってなてるんだけど。
今、この文章書きながらコタツの中に入ってるんだけど・・・
コタツって良いね!(>▽<)b
2007年11月1日木曜日
日本シリーズ
今日の試合、正直あれは終わってますな。
何が終わってるかって?
中日の山井なんかに、8回までパーフェクトピッチングされてんですよ?
パーフェクトピッチングとは、つまり「完全試合」のことです。
打ったバッターランナーが1塁を踏めないで、そのまま回が進んで行くのです。
日ハムの打線は去年に比べ、今年の非力さは更に磨きがかかってしまいました・・・orz
札幌ドームで1勝の後、憎き中日に4縦とかwwww
ところで、オレはまあ、巨人ファンなわけで、クライマックスシリーズの戦いを見ましたよ。
阪神VS中日も勿論見ましたよ。
・・・・・・どうよ、巨人、阪神の無残にも無残、いやもうあそこまで逝くともう笑うしかないですよ。
だって、二球団相手に計5縦ですよ?
・・・・・・何やってんですかね、特に巨人。
・・・はあ、もういいや、この話題。
・・・・・・書くだけ無駄ってこういうこと言うんでしょうかねw
何が終わってるかって?
中日の山井なんかに、8回までパーフェクトピッチングされてんですよ?
パーフェクトピッチングとは、つまり「完全試合」のことです。
打ったバッターランナーが1塁を踏めないで、そのまま回が進んで行くのです。
日ハムの打線は去年に比べ、今年の非力さは更に磨きがかかってしまいました・・・orz
札幌ドームで1勝の後、憎き中日に4縦とかwwww
ところで、オレはまあ、巨人ファンなわけで、クライマックスシリーズの戦いを見ましたよ。
阪神VS中日も勿論見ましたよ。
・・・・・・どうよ、巨人、阪神の無残にも無残、いやもうあそこまで逝くともう笑うしかないですよ。
だって、二球団相手に計5縦ですよ?
・・・・・・何やってんですかね、特に巨人。
・・・はあ、もういいや、この話題。
・・・・・・書くだけ無駄ってこういうこと言うんでしょうかねw
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