名も無き世界へようこそ。 ここには主に日常の日記、野球関連の事柄、アニメの感想を載せています。 また、最近二次創作SSも書き始めました。 良かったら読んでいってくださいw 読んだらコメント書いてくれるとメチャ嬉しいですw 宜しくお願いしますwm(_ _)m

2007年12月7日金曜日

~第2章  定められし運命~

二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』







~第2章  定められし運命~










いよいよ第2章へ突入!
時間軸は「魔法少女リリカルなのはA's」と変わりませんw
ここからはアップが段々遅くなる事が多々ある………かもですww
(今も十分遅いんですが…w)









<第1話 悲しみの再開>











こんにちは、フェイト・テスタロッサです。

私は今アースラの中でクロノと戦闘中。

これから本局に戻る予定なのですが、その間の空き時間を使って訓練をしています。

実は明日の最後の裁判の内容確認をしなければいけないのですが、クロノが無罪はもう決まったようなものだから、と言って私への戦闘の指導を自ら引き受けてくれたのです。

それが今現在まで続いている状態。





暫くして休憩に入りました。

クロノの他にユーノやアルフも一緒に私達の戦闘を見学していました。そして、和麻さんも。

休憩の後、和麻さんが私との戦闘で今日は終わりと言って、デバイスであるカラドボルグを構えました。

クロノも和麻さんも私もデバイスを非殺傷設定にしてあるとは言っても、クロノの攻撃も勿論だけど和麻さんの攻撃はとても痛いんです。

気を抜くと大怪我をしかねません。

だから二人とも戦闘に入る前に必ずもう一度準備は良いか、と言ってくれるのです。

私にとってその心遣いがとても嬉しくて。

そんな事を何時も思っている時に始めの合図が掛かるのはもうお約束。

何時も最初の一歩が遅れてしまい、防御に回るのは内緒w
















戦闘が終わって私達は食堂に向かい、私の隣の席にはアルフとユーノが、目の前の席にはクロノと和麻さんが座りました。

そして、クロノが話を切り出します。

「…さて、じゃあ最終確認だ。被告席のフェイトは裁判長の問いにその内容どおりに答える事。今回はアルフも被告席に入って貰うから。」

うんと頷く私と、解ったと頷くアルフ。

クロノは話を続けます。

「…で、僕とそこのフェレットもどきは証人席。質問の回答はそこにある通りだ。」

「解った………、っておい!!」

顔を歪ませてユーノがクロノに抗議します。

いきなり怒鳴って、一体何だろう、と思った私とアルフは揃ってユーノの顔を見ました。

クロノは何だ?と素っ気無い表情でユーノの抗議に答えると、

「誰がフェレットもどきだ!!誰が!!!!」

もの凄い抗議の声をクロノに浴びせます。

けれど、そんなユーノに対し君だが何か?と当たり前の様な顔をして答えました。

ユーノはショックを隠せず一瞬顔が凄い歪み方をしましたが、気を取り直して、

「そりゃ、動物形態で居る事も多いけど、僕には『ユーノ・スクライア』って言う立派な名前が!!」

猛抗議するユーノに、アルフがまあまあ落ち着いてと言ってユーノを宥めようとしてます。私も、

「クロノ、あんまり意地悪言っちゃダメだよ?」

と苦笑しながらもユーノ側に少し加勢しました。するとクロノは、

「大丈夫、場を和ませる軽いジョークだ。」

と言いました。反省の兆しが全く見られません。

そんなクロノにユーノはもの凄い目で睨み付けて唸っています。

今にも噛み付きそうなそんな感じで。

そんな状況を和麻さんは何も言わず、ただ苦笑しながら見ているだけでした。

ですが、場を緊張感を漂わせる顔付きに変えて話し出しました。

「…事実上、判決無罪。数年間の保護観察と言う結果は確実と言っては良いのだがな。一応、全員受け答えの内容は確実に頭に入れて返答出来る様にしておけ、良いな?」

和麻さんの話に私とクロノとユーノは揃ってはい、と短くハッキリと返事をしながら頷きました。

その後、私はクロノに改めて、

「…クロノ、ありがとう。クロノが頑張ってくれたから今こうして何一つ不自由ないでいられる。本当にありがとう。」

と、お礼を言いました。

クロノは照れ隠しをしていました。

そんな中、和麻さんは少し用事があるから、と言って先に席を立ちゆっくり歩き出そうとした時、クロノが和麻さんの顔を窺いながら、

「……いや、正直僕は反対派を押し留める程の力は無かった。殆どが僕の意見に賛同してくれたんだけどね。反対派が断固として認めなかった。…それを一瞬で黙らせたのが和麻総部隊長だ。あれは圧巻だったよ。その場に居た全員を黙らせてしまったんだから。内ポケットから凄い量の束になった用紙を取り出して机に叩き付けて『…ここに私が今まで自分自身を客観的に分析した結果全てをリストにしてある。勿論貴様らが欲するデバイスのデータもだ。』って言ったんだ。その場に居た全員が和麻総部隊長のデータを取りたがっていたのは知ってたけど、あの場で、しかも自ら持ち出すとは誰も想定してなかっただろうからね。」

そう言ってそうですよね、と和麻さんに向くクロノ。和麻さんはクロノに向かって、一睨みした後、

「別段、私は大した事はしていない。………それに何より、あの馬鹿が君に笑顔で迎えて欲しいと言っただろ?今何処に居るかも判らん状況で何時帰って来ても良いようにと、そう思った。ただそれだけだ。」

その言葉はとても嬉しかった。

涙も溢れ出そうになる程に。

でもそれは何とか我慢しながら今にも泣き出しそうな声で、和麻さんにありがとうございます、とお礼をしました。

静かに笑った和麻さんは食堂から出ようと後ろを向いて歩き出そうとした時、クロノに

「後で話があるから顔をだせ、良いな?」

と、まるでお前には拒否権は無いと言う顔付き(笑ってはいましたが)で言って、私達から離れて行きました。

その後、クロノがたっぷり折檻されたのは言うまでもありません。











私は今、明日の最終確認を終えて、自分の部屋に戻って来ました。

食堂でクロノに貰った、裁判の内容に関するデータが入っているファイルとバルディッシュを机の上に置きました。














私は今現在、学校からなのはと楽しくお喋りをしながら一緒に下校しています。

楽しい時間もあっと言う間に過ぎてしまい、なのはにバイバイと言って手を振り、ここからは一人で自分の家に帰ります。

と、今はこんな毎日を送っています。

でも、
今こうやって一人で帰っている時も、
なのはやアリサ、すずかと一緒に学校から帰って来る時も、
今の家族と一緒に過ごしている時も、

どんな時もあの人の事を忘れた事はありません。


初めて出会ったときから私の心を一番占めている人。
私に、待っててくれって言ってくれた人。
ずっと私の傍にいるから、と言ってくれた人。
私に何時も優しく笑い掛けてくれる人。
私の頭を優しく撫でてくれる人。
私にお姫様と言って意地悪する人。


そう、私の頭の中にはあの時からずっとあの人――神崎智哉さん――がいます。

彼は今、何処にいるのか分かりません。

二度と上がって来れないと言われている、虚数空間に行ってしまった後の消息は全く分かりません。

私は彼に言われました。

無事に帰って来た時笑顔で迎えて欲しいと。
私の笑顔が見たいからと。

智哉さんの親友で、和麻さんと言う時空管理局の総部隊長さんが、智哉さんから私宛てのメッセージを伝えてくれました。

その言葉を聞いた時、胸の奥から何かが込み上げて来ました。

嬉しさと切なさ、もう何が何だか分からないまま泣きました。

そして、今に至ります。

あれから半年位経ちました。

色々な人に慰めて貰ったお陰で、漸く立ち直る事が出来ました。

そんな私が今出来るのは、彼の、智哉さんの無事をただひたすら祈る事だけでした。











目の前に倒れている人を見つけました。

慌てて声を掛けますが、返事はありませんでした。

返事が無かったので、耳元で声を掛けようとした時、ふと顔が目に入りました。

願いが叶ったのかは判りません。

その顔に私は見覚えがありました。

初めて出会った時、漆黒の鎧に身を包んでいた人、そう、今の私にとってかけがえの無い人である、智哉さんでした。

人違いではありません。

証拠に、脇から光を反射させているアクセサリー、でも実際は智哉さんのデバイスである、ラグナロクさんが見えました。

「智哉さん!智哉さん!!智哉さん!!!」

起こそうと必死に声を掛ける度に、目から涙が溢れてくるのが分かりました。

拭っても拭っても涙は止まる事無く流れ続け、遂に涙で顔がくしゃくしゃになってしまいました。

でも今の私にはそんな事を感じる余裕などある筈も無くて。

思念通話を使ってリンディ母さんやクロノ兄さん、和麻さんに今目の前で倒れて意識が無い事を、動揺し泣きながらも私が伝えられる範囲で伝えました。

少しして家の方角からリンディ母さんとクロノ兄さんが、空中からは和麻さんが駆け付けてくれました。

そして、和麻さんが智哉さんを家に運び、リンディ母さんを先頭に、家に急いでいます。

私は今も泣き続けながら、智哉さんの容態を心配しながら3人の後を追い掛けました。








智哉さんを来客用の部屋のベッドに横たわらせた和麻さん。

私の部屋が一番近かったので、私のベッドを使っても構わなかったのですが、私が寝れなくなるからと言ってこの部屋になりました。

智哉さんを寝かせてから随分時間が経ちましたが、一向に目を覚ます気配がありません。

そんな智哉さんが心配で心配で、私は傍から離れませんでした。









それから暫くして、私はうとうとしてしまっていました。

その時です。私の手が握られました。

私はそれに驚き、智哉さんの顔を覗くと、薄っすらとでしたが確かに目を覚ましたんです。

私は慌てて家に居た皆を呼びました。

一斉に駆け付けてくれて、智哉さんに体の調子はどうだとか、一体何があったとか、帰って来れて本当に良かったとか言ってます。

私も本当に嬉しかった。智哉さんが目を覚ましてくれて。

皆があれこれ言った後、私に気を使ってくれたようなので、その心遣いに甘えて、

「……智哉さん、お帰りなさい。」

と、私は今にも溢れて来そうな涙を、感情を抑えながら出来るだけ精一杯の笑顔で言いました。

でも、そんな想いも智哉さんの一言によって一瞬で崩れてしまいます。

「………君は、誰?」

「………え?」

そう、智哉さんはこの時記憶を失っているのでした……。















~後書き~

第2章ようやく1話目が終わりですww
このまま行くと、前回アップしたサイドストーリー並みの長さになってしまうかもって思ったのと、更新のスピードが遅過ぎて間が開きすぎるのが嫌だったのと、区切りが良いからっていうのが重なった結果、ここで1話を終わらせました~w
……ところで、何で第1章の横にはサブタイトルがタイトルが無いのに、第2章にはあるんだ?と思った方w
実を言うと、付け忘…ごほんごほん!
まあ、ご想像にお任せしますwwww

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