名も無き世界へようこそ。 ここには主に日常の日記、野球関連の事柄、アニメの感想を載せています。 また、最近二次創作SSも書き始めました。 良かったら読んでいってくださいw 読んだらコメント書いてくれるとメチャ嬉しいですw 宜しくお願いしますwm(_ _)m

2008年5月18日日曜日

<第27話 動き始めた運命>

二次創作SS『魔法少女リリカルなのは ~定められし運命~』






























<第27話 動き始めた運命>



























四者それぞれの声を掛けて来る。

その中でもなのはとフェイトの二人は声の質が違った。

オレとシグナムは少々睨みを利かす。

シャマルはどうしようと言った困惑の表情。

はやては入って来た四人と、シグナムとシャマル、それに何時も笑顔でいたオレの顔を交互に見ながら少々混乱している様子。

そこへ絶妙なタイミングでアリサの一言が。

「あ、すみません。お邪魔でした?」

「…あ、いえ。」

「…いらっしゃい、皆さん」

その言葉でシグナムは冷静さを取り戻したようだ。

シャマルも必死に冷静に努めようとしている。

「なんだぁ、良かったぁ」

ホッと胸を撫で下ろし、心底安心した様子のすずか。

シャマルやシグナムの表情を見たからだろう。

アリサやすずかを笑顔から申し訳無さそうな顔にさせてしまった二人は慌てたに違いない。

はやての友達だから。

オレはというと、二人よりワザと少し遅らせて挨拶をした。

「やあ、『二人とも』。久々だね、元気にしてたかい?」

「「はい、元気です!」」

「うんうん、元気で何よりだ」

アリサとすずかは元気良く返事を返してくれる。

オレが挨拶を遅れてした事など気にも留めていないのは、その表情から判る。

一方のフェイトやなのははというと…………

後ろの方で固まっていた。

というよりは、ボーッとしている。

「ところで、今日はみんなどないしたん?」

はやてが突然の来訪の訳を聞き出そうとする。

すると、すずかとアリサは互いに満面の笑みを浮かべたではないか。

その言葉待ってました、とでも言いたげに。

いや、既に顔に書いてあると言っても過言では無いか。

二人は息を合わせ、ジャンバーで隠し持っていたプレゼントの箱を披露した。

相手は勿論目の前にいるはやて。

「「サプライズプレゼント!」」

先程の笑みよりも2割り増しの笑顔でそう言った。

「今日はイブだから、はやてちゃんにクリスマスプレゼント!皆で選んで来たんだよ。」

「わぁ~!ほんまか!?ありがとうなぁ!」

「後で開けて見てね」

すずかとアリサがそう付け加えて。

「うん!」

はやてはもの凄く嬉しそう。

オレがあげた時より嬉しさが5割り増し位だった気がする。

だからオレはちょっと意地悪な事を言ってみた。

「そうか、はやてはオレのプレゼントよりすずか達から貰った方が嬉しいのか。……そうだよな、こんな小父さんから貰うより友達から貰う方が嬉しいに決まってるよな。」

窓の外を見つめながら折角喜んで貰おうと思ったのに、という雰囲気を出しつつ。

そんな事をすれば、心が素直で純粋なはやてはオレを気遣う訳で。

「え!?あ、ち…違うんよ?!ととと、智哉さんから貰えたのだって勿論同じ位嬉しいんよ!?だ、だから、えと……その……」

はやての慌てっぷりは相当だった。

オレの予想をある意味超えていたのだから。

その凄まじい慌てっぷりに思わず笑いが堪えられなくなり、吹き出してしまった。

それはもう豪快に。

それを見たはやては一瞬ボーッとしてたが、どうやらオレがからかったことが分かったようで。

「と、智哉さ~ん!?今までのは全部演技だったんやなぁ~!?」

「アハハハハハ……ゴメンゴメン。いやぁ~、オレがプレゼントあげた時とすずか達があげた時の喜びようが全然違ったからさ。」

そして、『オレ達は』笑い合った。

その時のヴィータはなのはを睨んでいた。

あくまではやての傍は離れず。

ヴィータに睨まれ続けているなのはは、ここに自分が居るべきではないのかもと思っているような顔に。

「なのはちゃん、フェイトちゃん……どないしたん?」

そこへ、なのはの表情が沈んでいくのを見たはやては、二人に声を掛ける。

「あ…ううん、なんでも」

「ちょっとご挨拶を……ですよね?」

なのはは歯切れが悪いながらも大丈夫と言い、苦笑い。

フェイトはなのはをフォローするように言いつつ、オレ達に話を振って来た。

「はい……」

「あ~、皆…コート預かるわ」

「「は~い!」」

シグナムは返事をするも、表情が冴えない。

シャマルも居心地が悪くなったのか、全員のコートを部屋のハンガーに掛けに行った。

ここでもオレは無言だった。

まるで二人の言葉を無視するかのように。

別段、二人を嫌っている訳ではないが、傍から見ればそのように見えてもおかしくは無いだろう。

気付けばシグナムもシャマルの手伝いをしていた。

そしてフェイトはクローゼットの近くでシグナムと何やら会話をしている。

周りに聞こえないよう小声で。

「…念話が使えない。通信妨害を?」

「シャマルはバックアップのエキスパートだからな。この程度の距離など造作も無い。」

一方のなのはは、相変わらずヴィータに睨まれ続けていた。

それもガン見。

流石のなのはも気疲れを起こしているようだ。

「あの……えと……そんなに睨まないで……」

「睨んでねーです!こういう目つきなんです!」

明らかに威嚇の言葉。

少しはヴィータも成長しろよ、と突っ込みを入れたかったが、睨みの矛先が向かって来るのは勘弁だったので、それはしない。

なのはの気がどんどん沈んでいくのが判る。

その時だ。

「ヴィータ!嘘はあかん!悪い子はこーやで!」

そう言ってはやてはヴィータの鼻を摘み、お説教。

鼻を摘まれ、うーうー唸る事しか出来ずにいるヴィータ。

そんな二人をフェイトはクローゼットの傍から見ていた。

そして、一言。

あくまで丁寧に。

「…お見舞い…しても、良いですか?」

「ああ…」

視線を落としつつも肯定の返事をするシグナム。

オレは終始最低限の言葉しか喋らずにいた………。
























夜。

「「さようなら~!」」

すずかとアリサは手を大きく振って別れの挨拶。

シャマルも笑顔で手を振りながら『二人を』見送る。

その頃。

「どないしたん、ヴィータ?」

「何でも……ないよ」

はやての問いに、短く一言だけ返し、はやてにしがみ付く。

悲しそうにしているヴィータの頭を撫でるはやて。

「今夜は雪になるかな………」

窓の外を見ながら呟いたのだった………。


















「はやてちゃんが、闇の書の主…」

「悲願は後僅かで叶う」

「邪魔をするなら……、はやてちゃんのお友達でも………!」

「待って!ちょっと待って!話を聞いてください!ダメなんです、闇の書が完成したらはやてちゃんは……!」

最後まで言い切る前に、なのはは直感で後ろに身体を向ける。

が、一手ヴィータの方が早かった。

「きゃああああぁぁぁぁぁああああ!!」

防御が一瞬間に合わなかった為、勢い良く反対側の鉄柵に吹き飛ばされてしまったなのは。

「なのは!」

「うおおおおぁぁぁぁぁああああああああ!!!」

野生の獣のような叫び声でフェイトに切り掛かるシグナム。

しかし、フェイトは寸前でその攻撃を回避した。

回避した事でデバイスが地面に。

地面は割れていた。

その衝撃を、威力を物語っている。

「管理局に……我等が主の事を伝えられては……困るんだ」

「……私の通信妨害範囲から逃がすわけにはいかない!」

シグナムは最早冷静さなど失っていた。

自分達の目指すべきゴールを目の前にして、『敵』が立ち塞がっているのだから。

倒さなければ。

倒さなければ辿り着かない。

辿り着けない。

命を捨ててでも辿り着かなければならないのだ。

全てははやてとの幸せの為に。

普段は温厚なシャマルも今日だけは違った。

ゴールへ辿り着く為ならば、どんな事でもするという目をしている。

そう。

どんな事でも。

「ヴィータ…ちゃん…」

なのはの目の前に来て、騎士甲冑に身を包むヴィータ。

その顔は、表情はシグナム達と同じ。

「邪魔……すんなよ…。もう、あとちょっとで助けられるんだ!はやては元気になって……あたし達のところへ帰って来るんだ!!」

目から涙が溢れて来ている。

「……必死に頑張って来たんだ!」

握るデバイスが震える。

「もうあとちょっとなんだから……」

涙が頬を伝う。

「邪魔すんなあああああぁぁぁぁぁああああああ!!!!」

声と同時にデバイスを思いっ切り振り上げた。

カートリッジをロードして。

力に任せて振り下ろすヴィータ。

瞬間、地面に突き刺さり大爆発が起こった。

その影響で炎が立ち込める。

はぁはぁ、と肩で息をしているヴィータ。

巻き上がる炎の中からツカツカと音を立てて歩いて出てきたなのは。

その姿を見たヴィータは瞳に涙を溜めながら、こう口ずさむ。

「悪魔め……」

「悪魔で……良いよ」

「悪魔らしいやり方で、話を聞いて貰うから!」

それが、その言葉が後々永遠に管理局で伝えられて行く事になるのだが、今は置いておこう。

なのははレイジングハートを待機状態からアクセルモードに切り替え、遂に戦闘態勢に入る。










「シャマル、お前は離れて通信妨害に集中していろ」

「…うん」

「…闇の書は、悪意ある改変を受けて壊れてしまっている。今の状態で完成させたら、はやては……」

「我々はある意味で闇の書の一部だ」

そう言って、上空を見上げるシグナム。










上空で火花を散らせるなのはとヴィータ。

「だから当たり前だ!あたし達が一番闇の書の事を知ってんだ!!」

「じゃあ…、どうして!」

≪Accel shooter.≫

「どうして『闇の書』なんて呼ぶの?!」

「え…?」

「何で本当の名前で呼ばないの?」

「ホントの……名前……?」

ヴィータはなのはの言葉によって、自分の中で何かがつっかえた。

以前もそうだった。

だが、今回はそれとは比にならなかった。

どうして?

それは『闇の書』と言う名前が本当の名前だから。

……本当の。

………本当………の………?

ヴィータは自らの意思で、絶対の自信を以って『闇の書』こそが本当の名前だ!

………とは言えなかった。

では何故言えなかったのだろう?

そう思考回路がグルグルループする。









≪Barrier jacket. Sonic form.≫

バルディッシュから発せられた音声によって、私は何処にでもいる小学生から魔導師へと姿を変えた。

それも今までの姿とは少し違う。

今回は最初から全力でぶつかろうと決めていた。

相手はヴォルケンリッターを束ねるシグナムだから。

今までの繰り返した戦闘の中でシグナムに勝てているのは素早さだけ。

攻撃力、防御力、反応速度、対応能力、どれを比べても私の方が劣っているのは目に見えていた。

私がシグナム相手に勝てるとすれば、素早さを生かした攻撃を何度も加える様な方法しかない。

只でさえなのはよりも格段に防御が低い私のバリアジャケット。

半端な防御力を備えて長所を生かせ切れないのであれば、それを捨ててしまえと思った。

そう、今私が纏ったバリアジャケットは両手に篭手、そして極限の薄さを実現したダイビングスーツのようなものだけだ。

防御力はほぼゼロに等しい。

その代償として私は最速を手にした。

手にした最速でシグナムを翻弄し、スピードの乗った攻撃を与える。

防御など考える必要はもう無い。

要は攻撃を受けなければ良いのだから。

全てを避け続け、こちらの攻撃を全て当てられれば勝てる!

≪Haken.≫

カートリッジを一発ロードして、シグナムと対峙する。

「薄い装甲を更に薄くしたか」

「その分、早く動けます」

「緩い攻撃でも、当たれば死ぬぞ。正気か、テスタロッサ?」

「貴方に勝つ為です。強い貴方に立ち向かうには、これしかないと思ったから!」

「……智哉が悲しむ事は気にならないのか?」

「…貴方に勝てば智哉さんは悲しみませんから」

「………死んではしまってからでは遅いんだぞ?」

「…それでも、これだけは譲れません。……それに、智哉さんも私の立場だったらこうするでしょうから。」

「………」

何かを思っているのだろうか。

シグナムは俯いてしまった。

上を向いた。

それと同時にシグナムを中心に、周りから紫色の、シグナムの放つ炎である『紫炎』が立ち込めた。

炎はシグナムを包み、ジャケットとなり、篭手となり、鎧となって装甲を形作る。

「……こんな出会いをしていなければ、……私とお前は一体どれ程の友になれただろうか?」

「まだ……間に合います!」

「……智哉とも、あんな形でなければもっと自然に友となれた筈なんだがな。……お前も智哉も私も、この様な形でしか、戦いの中でしか出会わせてくれないように運命付けられているのかも知れん。……仕方の無いのかもな、我々は運命には逆らえないのだから。」

「運命は絶対じゃない!変えられる!変えることが出来るんです!だから、シグナム……!」

必死で叫んだ。

智哉さんに教えられたことを。

私を救ってくれた言葉を。

今度は私がシグナムの為に。

…だって!

まだ、やり直すことが出来るから!

「止まれ……」

シグナムの顔から涙が零れ落ちた。

もう、止める事は出来ないのだろう。

デバイスを握り締め、ベルカの魔法陣を展開した。

「我等守護騎士、主の笑顔の為ならば騎士の誇りさえ捨てると決めた。……もう、止まれんのだ!」

目に涙を溜めて言い放った。

溜まった涙は頬を伝って零れ落ちていた。

「…止めます!私と、バルディッシュが!」

≪Yes, sir.≫

止めるんだ。

私が!

魔法陣を展開させて決意した。












「本当の名前が、あったでしょ?」

「闇の書の……本当の名前……」

悩むヴィータ。

頭で色々考える。

何度も考えた。

だが、自分の記憶からは出てこなかった。

その時。

なのはとヴィータの間に突然現れた青い輪。

一つ、二つ、三つと現れる。

そしてなのはは気付く。

が、遅かった。

三つの青い魔力輪はなのはを拘束した。

「バ、バインド?!また?!」

ヴィータは驚く。

がしかし、目の前で起きた事が理解出来ずにいた。











「なのは!」

バインドの気配に気付いた私。

シグナムと交戦中だったが、一旦退いて後ろに下がる。

≪Plasma lancer.≫

一つを目の前に出す。

辺りにはプラズマランサーから放たれるバチバチという音が響き渡る。

シグナムは手を出して来ない。

私は心の中でシグナムに感謝しつつ、周りの気配を探った。

そして……

「……っ!そこっ!!」

プラズマランサーを放った。

見た目は何も無い空間。

けれど、プラズマランサーは見事に捉えた。

一瞬。

本当に一瞬だが、空間が歪んだ。

その隙に私は最高速で攻撃を仕掛けに行った。

「はああああぁぁぁぁぁあああああ!!!」

歪んだ空間が見えたところへ三連撃を放ち、少し下がる。

攻撃を受けた『空間』はまた歪み始めた。

今度は一瞬ではなかった。

歪んだ空間は消え、その代わりに仮面の男が現れたのだ。

身体をふらつかせる。

かなりのダメージを負わせられた様子。

「……くっ!」

呻く仮面の男。

「この間みたいには……いかない!!」

カートリッジを一発ロードさせ、更に追撃を仕掛けようとした。

まさにその瞬間だった。

横からもう一人の仮面の男の攻撃を受ける。

………いや、『受ける筈』だった。

何せ、一瞬たりとも私の視界には映っていなかったのだから。

けれど私は結果的に攻撃を受ける事は無かった。

何故だと思う?

答えは、真実は何時も一つ。

「………全く。ホントオレのお嫁さんは命知らずだね…。只でさえ薄い仕様なのに、ボディラインが判る位まで薄くするなんて事、普通はしないと思うんだけどな。」

私は直ぐ近く……自分の隣に立つ、『その人』へゆっくり視線を向ける。

腕を伸ばした先にはシールドが展開されている。

私も良く知る、とても硬い強固な防御。

その強固な防御に何度も助けられた。

視線を上にゆっくり上げていく。

そして、目が合った。

「…智哉…さん」

ゆっくり名前を口にした。

大好きな人の名前を噛み締めるように。

大好きな人の名前を大事にするように。

「ん?」

微笑みながら私を見つめている智哉さん。

私の頭を優しく撫でてくれている智哉さん。

全てが何時も通りだった。

………違う。

全て何時も通りにしてくれているんだ。

それが……それだけで凄く嬉しかった。






















フェイトへ攻撃を加える筈だった仮面の男は、オレに防がれ仲間の方へ後退していた。

「さてさて、これからどうしてやろうか」

「……貴様はあくまで我々の邪魔をするようだな」

「お前達の目的が未だに見えて来ないからな。闇の書を完成させてどうしたいのか、それが明確になるまでは少なくとも妨害させて貰う!」

フェイトに防御強化魔法を掛けつつ、二人に向かって攻撃を仕掛けに行った。

「数多に漂う神秘の水よ!押し潰せ!神水衝迅!!」

もの凄い水圧をデバイスに纏わせ、神速の突きを繰り出した。

繰り出した事によって、纏っていた水が水流となって勢い良く放出される。

それはそのまま衝突した。

ダアアアアァァァァァアアアアアン!!!!!

その音は最早水の音ではない。

重い何かが勢いに任せて、硬い何かにそのまま激突した時に起こるような音と言っても過言ではなかった。

それ程の水圧を誇る水流が放出されたのだ。

普通の人間であれば、形成する全ての物質が押し潰されてしまい、一瞬で命を落とすだけでなく原型すら留めていないだろう。

無論、防御を誤れば魔導師でさえ一撃で葬る事も可能な威力だ。

今の一撃で倒したか?

……いや、恐らく倒せてはいない。

オレはそう思えた。

水流と化した水は勢いを無くし、力無く地面へ吸い込まれていった。

そして……………

その場には『ヤツ』がいた。


















「また会えて嬉しいよ。今度こそ、本当のリベンジが叶いそうだ。」

「………ボーッとしてないで、さっさと準備をしなさい」

「「はい」」

仮面の女の指示に一言返事をした後、後ろの二人は別行動に移った。

「お望み通り、貴方の相手をしてあげる。光栄に思いなさい。」

「そうか、それは嬉しい限りだ。だが、お前達の思い通りになるとは思わない方が良いぞ?」

「あら、それだったら心配御無用よ。だって貴方は私と戦う事で精一杯だろうから。」

「だったらお前のその予測を超えて戦えば良いだけだ!」

一瞬で相手の懐に入り込み、神速の一振り。

だがそれも寸前で回避されてしまった。

「ほ~らほら、そんな攻撃じゃ当たらないわよ?私の予測を超えるんじゃなかったのかしら?」

仮面の下から人を嘲るような笑い声。

相手も相当な身体能力を持っているようだ。

今の一振りもこの状態で繰り出せる最速の一撃に限り無く近かったのだが。

それでも寸前で避けられたのだ。

オレと同等かそれ以上のスピードは持っていると見て間違い無い。

それに、今の避け方はオレの出方を窺った上での回避行動にも見えた。

試されたのだろう。

(やってくれるな……!)

仮面の女と対等に戦うためには少なくとも一段階はリミッターを解除する必要がある。

だが、今ここで解除して後々起こるであろう『あれ』まで体力が持つかどうか。

それが不安定材料だった。

(……どうする?)

刻一刻と迫りつつある運命にオレは頭を悩ませるのだった………。





















~後書き~

第27話終わりです~w

区切れが中々見つからなくてですね、こんなところで終わってしまいましたwwww

このまま一気に行こうかとも思ったのですがねw

早く続きを見せろよ!

と言う気持ちに出来るだけ早く答えたいと思っておりますww

0 件のコメント: